今年3月に大きな話題となった日産・三菱の新型デイズ/eKシリーズ。
「日産・三菱アライアンス」のひとつの成果と言えるものだが、この共同開発体制のひとつの集大成とされるのが、「ミッドサイズプラットフォーム」であり、この新プラットフォームのもと生み出される新型エクストレイル、新型アウトランダー2車種の船出だろう。
ともに2020年秋の登場と目されている2台。いまわかっていることをお伝えしよう。
※本稿は2019年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年9月10日号
■エクストレイルは満を持してe-POWER搭載!!!
日産は、軽自動車以外の新型車がしばらくなかったが、来年秋にはエクストレイルを一新する予定だ。
●NEWエクストレイル(2020年秋デビュー)
新型はガソリン車のほか、現行型の「2L+1モーター」式ハイブリッド仕様に代わってe-POWERがラインナップされる。
その詳細はまだわからないことが多いが、現行型セレナで採用しているe-POWERよりパワーを上げたモーターを搭載する可能性大。
さらに左右駆動配分システムを採用した後輪モーター式の新型4WDシステムを採用するのがポイントになる。
一方の三菱で、来年に世代交代する予定のSUVはアウトランダーだ。
■画像ギャラリーで現行型エクストレイル・アウトランダーの姿をチェック!!
■新型アウトランダーは協同プラットホーム+三菱PHEVの独自路線!!!
●三菱 NEWアウトランダー(2020年秋デビュー)
その新型は日産&ルノー共同開発の新しいエクストレイルと共用するプラットフォームを採用。
しかしながら、パワートレーンは三菱オリジナルで、現行型をベースとしたPHEVの前後2モーターによる「S-AWD」になる見込み。
もちろん従来のガソリンエンジン車も設定され、2WD車も用意されるはずだ。
同クラス、かつ同一のプラットフォームながら、この2車はまったく異なる個性を持ち登場する。
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