【BMW? それとも…??】 2019年上半期輸入新車販売トップ20


 先日の国産車ランキングにつづき、今回は輸入車の上半期ランキング。相変わらずドイツ勢が支持を得ている状況だが、変化の兆しもあるようだ。直下に載せた2018年のランキングとも見比べながらご覧頂きたい。

 最下段には燃料別新車販売台数の比較も掲載。こちらでは電動車の躍進が見て取れる。

(画像ギャラリー)ベスト15位までの輸入車たちを画像でチェック!

■「2018年」上半期 輸入車モデル別販売台数 ベスト20
1位 BMWミニ ミニ(1万2771台)
2位 VW ゴルフ(1万2124台)
3位 M・ベンツ Cクラス(8556台)
4位 M・ベンツ Eクラス(5636台)
5位 VW ポロ(4944台)
6位 BMW 3シリーズ(4225台)
7位 ボルボ 40シリーズ(3929台)
8位 BMW X1(3675台)
9位 アウディ A3(3536台)
10位 BMW 2シリーズ(3536台)
11位 BMW 5シリーズ(3277台)
12位 BMW 1シリーズ(3206台)
13位 M・ベンツ GLC(3110台)
14位 ボルボ 60シリーズ(3005台)
15位 M・ベンツ Aクラス(2915台)
16位 M・ベンツ CLA(2843台)
17位 アウディ A4シリーズ(2282台)
18位 アウディ Q2(2211台)
19位 ジープ ラングラー(2205台)
20位 VW パサート(2200台)

※本稿は2019年8月のものです
文:渡辺 陽一郎/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年9月10日号


■MINIがトップ! だが、しかし??

 2019年上半期のブランド別販売順位は、1位がメルセデスベンツ、2位がVW(フォルクスワーゲン)、以下BMWMINIアウディと続く。

 2019年上半期の登録台数が1万台を超えた上記5ブランドは、すべてドイツ車だ(MINIもBMWの傘下)。この登録台数を合計すると、正規輸入乗用車全体の69%に達する。

 つまり輸入車は今でもドイツ車の天下だが、ボルボは登録台数を増やしてきた。

 2008年上半期に比べると(10年前の2009年はリーマンショック直後で比較できない)、メルセデスベンツの登録台数は1.6倍になりVWは微減だ。BMWは1.2倍だが、ボルボは約2倍に増えた。

 なおトップ20車に占める各ブランドの車種数は、メルセデスベンツとVWが各4車種、BMWが6車種で、販売上位のドイツ車が多い。

■MINIがトップの理由

 統計的にはMINIが輸入車の販売1位だが、現実には合わない。今のMINIは、3&5ドア、コンバーチブル、ワゴンのクラブマン、SUVのクロスオーバーのモデル数を揃えるからだ。

輸入車の上半期新車販売モデル別1位はMINI。だが、MINIは実質的なモデル別台数ではなく、MINI全車の台数で数えられている

 ボディサイズやホイールベースも車種ごとに異なるが、統計では全車を合計してMINIを1位にした。従って車種別とブランド別の登録台数が等しい。

 せめて大柄なクラブマンとクロスオーバーは分けないと、ユーザーが登録台数をクルマ選びの参考にする時に、正確な判断ができない。

 従ってMINIが1位になった理由は登録台数の算出方法にあるが、2002年の販売開始から17年が経ち、MINIが日本に定着したことも事実だ。

 クロスオーバーは全幅が1800mmを超えるが、5ドアなら全長が4000mmで全幅も1725mmだから、国産コンパクトカーに近い。

 かつてはローバー時代のクラシックMINIも日本で人気が高く、MINIのデザインとサイズはいつでも日本のユーザーから愛される。

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