新型クラウンの登場時期、トヨタ新ラインアップに温度差!?、スズキの決算セール戦略【地獄耳スクープ】

月に200店のディーラーを回る遠藤徹氏。その遠藤氏が足で稼いだディーラーでの最新情報を毎回お届けするのがお馴染みの「地獄耳スクープ」。今回はトヨタ新ラインアップの温度差、新型クラウンの登場時期、スズキディーラーの販売戦略をお届けします。

文:遠藤徹/写真:トヨタ、ホンダ、三菱
ベストカー2017年3月10日号


トヨタ新ラインアップの間で温度差が発生!!

トヨタは、昨年11月9日に「ルーミー/タンク」、12月14日にクロスオーバーSUVの「C-HR」、今年に入って1月12日に「ヴィッツHV」と、3カ月連続してコンパクトクラスの新型3車種を発売。いずれも好調な販売推移を見せています。

ただ、いっぽうにおいて微妙な温度差も垣間見えます。1月下旬現在の納期を調べると、ルーミー/タンクが4月下旬、C-HRが4月上旬、ヴィッツHVが3月上旬となっています。3車種のなかで最も先に発売したルーミー/タンクが一番待たされ、最新モデルのヴィッツHVは最も早い納車時期となっているのです。

今後の動きを分析しないと正確な人気度合は評価できませんが、現時点ではルーミー/タンクの人気が最も高いといえそうです。ただC-HRは3車種では最も 高価なため、購入を決めるのに交渉時間が多少余計にかかるので、必ずしも納期の長さが人気度合に比例しないという側面もあります。

タンク/ルーミーの人気は高い。販売価格の設定も絶妙でトールバンの定番となりそうだ

新型クラウンの登場が延期に!?

トヨタ販売店筋によると、今年末を予定していたクラウンのフルモデルチェンジは、半年後の2018年6月に先送りされたようです。上級バージョンのクラウンマジェスタについても同時一新の予定でしたが、1年後の2019年中盤に延期となった模様です。

基本的なクルマづくりのコンセプトに変更はありませんが、フロントまわりを中心としたエクステリアデザインの練り直しが必要との判断らしいです。

トヨタの次世代クルマづくりの考え方である「TNGA」や安心パッケージの「トヨタセーフティセンスP」、パワーユニットの2.5LのNAガソリン&同ハイブリッド、2Lダウンサイジングターボ、遅れて設定するPHVなどの次世代化は既定路線で進められています。

現行クラウンは2012年12月デビュー。ゼロクラウン以降は4年〜4年半のモデルライフだったが、現行は5年超のモデルライフとなりそうだ

スズキディーラーの販売戦略

スズキは扱う主軸車種を対象に1.9%の低金利残価設定クレジットと3万~5万円のオプションサービスを組み合わせたサービス企画で、3月末までの決算セールの盛り上げを図る方針です。

1.9%の低金利残価設定クレジットは、小型車ではスイフトをはじめソリオ、イグニス、バレーノ、軽自動車はスペーシア、ハスラー、アルトラパンなどの成約車が対象となります。オプションプレゼントは小型車5万円、軽自動車3万円です。いずれもスズキの純正品が成約時にプレゼントされます。

従来に比べて対象車種を大幅に拡大しているうえ、スイフトのように発売したばかりの新型車を含めるのは異例です。

低金利クレジットの対象になる新型スイフト。出たばかりの新車を対象にするのは異例の出来事だ

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