スイフト、ワゴンRの売り上げはどうなっている? ホンダのマイチェン情報が続々!!

 月に200店のディーラーを回る遠藤徹氏。その遠藤氏が自らディーラーを回って得た生の最新情報を毎回お届けするのがお馴染みの「地獄耳スクー プ」。

 今回はホンダの改良情報が続々入電しております!! さらにモデルチェンジ間もないスイフトとワゴンRの売れ行きにも注目です。

 文:遠藤徹/写真:ホンダ、スズキ
ベストカー2017年5月10日号


ステップワゴンに待望のハイブリッド搭載(2017年9月頃予定)

 ホンダは今秋の9月頃にもステップワゴンをマイナーチェンジすると同時に、ハイブリッドモデルを設定する方向で開発を進めています。パワートレインは2L&2モーター&リチウムイオンバッテリーの組み合わせが有力になっています。

 ただ、同方式のハイブリッドはオデッセイやアコードに搭載されていますが、燃費や走行性に優れているもののコストがかかるのがネックになっています。

 1.5L&1モーター&2クラッチ方式はコストが安いですが、エンジンが非力でステップワゴンのような重いミニバンに搭載すると、充分な走行性能を出せないという課題があります。

 2L&2モーター方式は燃費、性能とも充分に対応できることから、最終的にこちらに決定した可能性があります。コストはメーカーの企業努力や販売店のマージン幅の縮小で対応する見込みです。

 ライバル車であるトヨタのエスクァイア/ヴォクシー/ノアのハイブリッド車並みの車両本体価格を設定しますが、どちらかというと豪華さがウリのエスクァイアに近いやや高めの値づけをする方向で調整しているようです。

 ハイブリッドはシリーズ全体の半分の販売構成比を目指し、セレナ、ヴォクシー/ノアに引き離されている売れゆきを回復させ、トップシェアを奪還したい考えです。

ステップワゴン

  1.5Lターボで果敢に戦いに出たステップワゴンだったが、試乗ではハイブリッドの需要が大きかったことで対応を余儀なくされた形だ

フィット/シャトル/グレイスが一部改良(2017年秋頃)

 ホンダは今秋までにフィット、シャトル、グレイスのコンパクト3モデルを一部改良すると同時に、安全パッケージ「ホンダセンシング」の標準装備車を設定します。

 フィットは6月上旬にも先行して改良を実施しますが、基本コンポーネンツを共有するほかの2モデルも今秋までには同様の改良が実施されます。

 安全パッケージの緊急自動ブレーキの作動速度域は、現在のフィットでは約30km/h以下ですが、次のホンダセンシングでは約80km/h以下まで拡大。

 かつホンダセンシングでは、アダプティブクルーズコントロールや誤発進抑制機能なども採用されます。

 パッケージ価格は従来ユニットの約2倍の8万~10万円程度に跳ね上がりますが、今回の改良では静粛性、燃費、走行性能の向上なども実施して商品力が強化されます。

フィット

   かつてのトップシェアを誇ったフィットも最近は元気がない。このマイナーチェンジで巻き返しを図る

スイフト、ワゴンRの納期に開きあり!?

 今年初めにスイフト、2月にワゴンRとほぼ同時期に登録車と軽自動車の主軸新型モデルを投入したスズキですが、両雄はまずはかなり異なるマーケット評価でスタートを切っているように思えます。

 1カ月先に発売したスイフトの成約後の納期が約2カ月と先延ばしになっているのに対して、ワゴンRは通常の量販モデルとあまり違わない1カ月程度で収まる状況にあります。

 当初設定した月販目標台数はスイフトが3000台、ワゴンRが1万6000台であり、これまでの推移ではスイフトが計画を大幅に上回っているのに対してワゴンRは約3500台足りていません。

 この違いが納期に表われているともいえますが、これで人気、不人気を評価するには現段階ではまだ早すぎます。半年程度の経過をみないとはっきりしない面もあります。

スイフト

  スイフトもワゴンRも上々の滑り出しだ。車種ごとの人気判断には半年は必要ともいえる

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