もうすぐナンバープレートに絵が入る!? ご当地図柄入りナンバーとはいったいなんだ?

ナンバーの地域名表示も大きく変わる予定

 今回、注目すべきはナンバーの地域名表示が増える可能性があるということ。東京でいえば「世田谷」「杉並」などこれまでのナンバーの地域名とは異なる名称が認められている。

 現在は117種類の地域名が存在するが、これがもっと増えるという。これまではこの地域名の新規申請について、少し厳しい条件があった。

 従来の基準:該当地域内で10万台以上の自動車登録数があること

 こうなると実質的に大都市のみが対象ともいえるわけで、以前の地域名増加の際は東北だと盛岡(宮城県)や郡山(福島県)、関東だと川口や越谷(埼玉県)などの大都市がメインになってしまった。

 これでは地域振興する必要もない大都市ばかりが対象になるとのことで、新たな基準が設けられた。

 新基準:従来基準を満たしていない場合であっても、対象地域内に複数の自治体が存在し、かつ、当該地域の登録自動車数が概ね5万台を超え、地域名表示が当該地域を称するものとして相当程度の知名度を有すること

 書いてあることは難しいがまとめるとこんな感じだ。A村(登録台数2万台)とB村(登録台数3万台)のある地域は「●●地方」という名称で広く認知されていて、A村とB村が共同で申請すれば新規の地域名がもらえるということだ。地域振興のためには自治体も手を結ぶ必要がありそう!?

 こちらは平成33年頃から交付を開始するという。

国土交通省のニュースリリースはこちらから
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha06_hh_000070.html

複数地域をまたぐ地域名ではご当地ナンバーの初期メンバーである「富士山」ナンバーが有名。静岡と山梨両県をまたぐ13市町村が対象地域だ
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