あおり運転被害やもらい事故など、今やドライバーにとってドライブレコーダーは必需品となっているが、自動車保険でもドライブレコーダーを使った画期的な商品が生まれている。
ここでは、あいおいニッセイ同和損害保険から発売されている2つの保険をご紹介しよう。
●あいおいニッセイ同和損害保険から気になる新商品続々発売!
①ドラレコの走行データで保険料が割引になる『タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)』
②月額たった100円アップで加入可能!『タフ・見守るクルマの保険プラスS』
【画像ギャラリー】『事故を起こさない保険』ってどんな保険? 画像ギャラリーでクイックチェック!
※本稿は2020年12月のものです
文/ベストカー編集部、写真/AdobeStock、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年1月26日号
■獲得したスコアで保険料割引!!! 『タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)』
クルマを所有するうえで欠かせないものといえば自動車保険。
保険はどれも似たり寄ったりと思ったら大間違い。
「テレマティクス」と呼ばれる双方向通信システムを活用した画期的な保険が、あいおいニッセイ同和損保から誕生しドライバーたちを喜ばせている。
『タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)』は、装着した専用ドライブレコーダーに内蔵されたテレマティクス端末から取得した走行データにより、安全運転の度合いをスコア化。
獲得したスコアによって、保険料を最大8%割引くという賢くてお得な保険だ。
あいおいニッセイ同和損保はテレマティクス分野で、業界を牽引してきた。
従来自動車保険というと「事故を起こした」時に必要というイメージがあったが、「事故を起こさない」ために何ができるか? という発想の転換であいおいニッセイ同和損保が日本初の運転挙動反映型として2018年4月に発売したのが『タフ・つながるクルマの保険』だ。
トヨタのコネクテッドカーを対象に安全、安心という自動車保険本来のサービスに加え、安全運転すれば割引を受けられるというインセンティブを提供することで、結果的に交通事故を未然に防ぐことができるという点が高く評価され、2018年のグッドデザイン賞を受賞した。
あいおいニッセイ同和損保によれば、この保険に加入したドライバーは同社の他商品に加入しているドライバーに比べて約20%も事故頻度が低いという数字があり、事故を未然に防いでいることがわかる。
そのコンセプトを受け継ぎ、月額850円の保険料アップで専用の通信機能付きドライブレコーダーを活用し、広く一般のユーザーを対象に販売されたのが、今回紹介する2020年1月に発売された『タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)』だ。
速度超過や急な加速、急ブレーキといった行為の発生頻度によって減点される仕組みで、計測期間中の安全運転スコアが80点以上であれば、継続契約時に8%、60~79点では4%割引が受けられ、59点以下では割引されない。
例えば10等級(初めて自動車保険に加入してから4年間無事故)、事故有係数適用期間0(新規契約や無事故)、26歳以上補償等(一般的な車両保険付き)の場合年間の保険料は8万5300円だが、安全運転を心掛けることで翌年は8%下がり7万9300円になるのだ。
『タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)』の魅力は割引だけではない。
通信機能付きドライブレコーダーが車線逸脱や前方車両への接近、高速道路での万が一の逆走といった危険を察知し、ドライバーにアラートしてくれる。
ドライブレコーダーが大きな衝撃を検知すると、自動的にコールセンターに通知され、専任オペレータから連絡が行く仕組みだ。
実際に事故があれば、ドライブレコーダーによって正確な事故地点がわかるため、事故後の対処のアドバイスはもちろん、レッカーの手配に必要な位置情報など、従来電話で伝えていたことが、瞬時に正確に伝わるという大きなメリットもある。
またケガや緊急搬送の有無といった重要な情報を家族に知らせてくれるというからありがたい。
さらにAIがドライブレコーダーの映像を解析することで、客観的な事実からスムーズで迅速な示談交渉が可能になる。
事故を起こした時は気が動転し、的確な行動ができなくなってしまうものだが、あいおいニッセイ同和損保では、夜間や休日でも示談交渉などの事故対応を進めることができるので安心だ。
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