2018年11月に開催されたロサンゼルスショーでは、新型アクセラや新型プリウス(マイチェン仕様)が出品され、会場の主役は日本車ブースだった。
それは上記2台だけでなく、数々の魅力的な日本車(正確には「日本メーカーが作ったクルマ」が登場した成果であったともいえる。
本稿ではそんな、日本メーカーが作った海外仕様の魅力的な仕様を紹介します。いずれもすでに「売っているモデル」。新たに開発するよりはずっと日本導入のハードルは低いはず。なんとか日本に導入してくれませんか!!!!!
文:ベストカー編集部 写真:ケニー中嶋
■トヨタカムリTRD
301psのV6、3.Lエンジンと15mmローダウンの専用サスペションを搭載するカムリのスポーツ仕様。
エクステリアデザインは米国トヨタのデザイン部門「Calty(キャルティ)」が担当し、専用エアロ、大径ブレーキ、19インチタイヤなども装着する。足回りの強化によりロール剛性が向上しており、ただ見た目をスポーティにしているだけではない本格派。ぜひ、日本でもこういう仕様が欲しい。
■日産新型マキシマ

マキシマ。北米での日産ブランドのフラッグシップモデルでありながら、スポーツ性を強調したセダン。今回のマイチェンで、さらにシャープなイメージとなった
北米日産の最上級セダンとなるマキシマとSUVのフラッグシップモデル、ムラーノのマイナーチェンジモデルもLAショーに登場。ともに、北米市場での日産ブランドを引っ張るモデルだけに、マイチェンといっても規模は大きい。
マキシマは300psを発生するV6、3.5Lガソリンエンジンを搭載するスポーツセダンで、ヘッドランプ、バンパーを一新し、よりシャープな顔つきになったのが印象的だ。最新の安全運転支援装置「日産セーフティシールド360」も新たに搭載された。