■将来的にはどのシステムが生き残る?
最近のハイブリッドの中では、インサイトやCR-Vやステップワゴンなどで実績のある、ホンダの「スポーツハイブリッドi-MMD」が優秀である。1.5Lエンジンと駆動用モーター、ジェネレーターを備えており、「2モーター・ハイブリッド」とも呼ばれるシステムを搭載し、主に低中速では「EV走行」をメインに、高速では「エンジン」走行へと切り替えるパラレル方式だ。
なお、高速走行時でもバッテリー残量に余裕があれば「EVドライブモード」になるなど、システムは至極優秀で、これならば、e-POWERのデメリットは解消できる。ただしこのパワートレインは、インサイトのエントリーグレード「LX」であっても326万円(税込)と、なかなか買える値段ではない。
どのメーカーもレンジエクステンド(距離延長)ができるEVは目下開発中である。ただし、投資やコストを考慮すると、「高速燃費が悪い」というデメリットがあるとはいえ、「e-POWER」は一つの解だと筆者は考える。
どんなに優れた技術であっても、コストが高すぎるものに、ユーザーは目を向けないのは明白だからだ。
また、e-POWERシステムがコンパクトカーに合わせて、サイズが小さいことも価値が高い。コンパクトなクルマにも採用ができるとなると、「採用したい」というメーカーが出てくる可能性は充分にある。こうした「技術を売る」ことができるのは、日産の強みではないだろうか
コメント
コメントの使い方なぜこんな古い記事が出てくるんだろう?
日産ディーラーとしては、やっと売れるノートができた。
しかし、ノートしかない。
お気の毒
4年前の時点でホンダのIMMD(現eHEV)があったのに似たシステムがないと書くのは勉強不足では?
他メーカーは、技術力が低い欧米勢だってもっと複雑かつ高効率なハイブリッドシステム作ってるからね。
同じことをやる利点もないし、やるとしても下位モデル等でのオマケ扱い。
ダイハツが開発した? e-SMART HYBRIDもe-POWERと同じシリーズハイブリッドやろがw
ダイハツロッキーに搭載されているが、トヨタにもOEM供給されライズ e-SMART HYBRIDとして売られている。以前、ホンダが出したパラソル方式のIMAと違い、トヨタもシリーズハイブリッドを認めているし
、馬鹿にもしとらん!全然駄目では無いな。
ワイも今年は久しぶりにハワイでのんびりしてきたわ
やっぱビーチはええな
真似するメリットが無いからでは?
4年前の記事ですしね、走行モーターに変速機を組み合わせる事で高速走行に対応させる研究が進んでますからこの方式も世界的にも増えてくるのでは?
ダイハツ ロッキー(トヨタ ライズ)のe-SMART HYBRIDもe-POWERと同じシリーズハイブリッドですよね。