2023年7月、トヨタは「BEVの競争力」と題したメディア向けの説明会を実施しました。これまで多くのメディアから「トヨタはBEVで(テスラやBYDに対して)遅れている」という指摘を受けていましたが(市販技術はともかく先行開発技術や戦略において実際に遅れていたかどうかはおいておいて)、その評判を覆すべく、現時点での開発スケジュールや研究内容、進捗を明らかにして、今後の商品開発や経営戦略として充分ライバルと競争できることを示したかたちとなりました。平たくいうと、「あんまり遅れてる遅れてる言われて腹が立ったので全部見せたるわ作戦をとることにしました」ということのようです。
文/ベストカーWEB編集部、写真/TOYOTA、AdobeStock
コメント
コメントの使い方この記事を見てもイマイチ、トヨタはBEV開発が遅れているという認識が覆されませんでした。結局わかったのは4年後までに新車4種出して何万台売りたいなぁという理想だけでした。
全方位戦略良いと思いますけど、広く浅くになってませんかね?
トヨタには期待してたけど、4年の間にいっぱいハイブリッド売って国内で稼げるだけ稼いでそのお金で、BEVではない次のモビリティのイノベーションを起こすしかない。
あまりに遠すぎる。その四年後には、既存の電池技術もどんどん進化しています。例えばCATLは今年中に10分400キロ充電対応の電池を量産すると言っています。
トヨタが今できる、そして最も効果的なEV投資は「脱チャデモ」です。チャデモは1ストールしか無い場所多くすぐ充電渋滞、相性で動かない、女性老人では扱えない巨大で重いケーブルとアダプタ、壊れてる、場所場所で充電スピード異なる、あまりに問題が多い
トヨタの強みは従業員全員が原価低減意識持ってること。そして5年、10年先の技術開発を
本社技術部門と東富士研究所に分け行ってることではないかな?