今回のビッグモーター騒動の発端は、ユーザーのクルマをわざとキズつけるなどして、損害保険会社に不適切な保険金請求を行ったことだった。その後、ビッグモーターは店舗前の街路樹(公共物)に除草剤を撒いたり、従業員へのパワハラ疑惑など、新たな問題が発覚している。
しかし上述の「保険の不正請求」に関していえば、ビッグモーター社が単独で出来たとは考えにくい。他社の協力、もっといえば共謀がなければ成立しない事例がたくさんあったのではないか。「ビッグモーターはとんでもない会社だ」と本件を追求するのは大事だが、なにもかもビッグモーター「だけ」が悪かった、では見えない事情があるはず。本稿ではそのうちのひとつ、損害保険会社について、中古車に詳しい自動車ライターの萩原文博氏に伺った。
文/萩原文博、写真/Adobe Stock、損保ジャパン、ビッグモーター
コメント
コメントの使い方三井住友海上はビッグとグルになり詐欺行為を働く可能性があるので
先程解約してSBI損保に入りました。
皆さんも高い保険料でビッグモーターグループの損保ジャパン、三井住友、あいおいには騙されないように。
今更こんな批判記事書かれてもなぁ…他じゃもっと前からこの問題に対して記事書いてたってのに…
↓
中古車大手「ビッグモーター」 不正車検で行政処分 修理費水増し請求につづき「不正」相次ぐ
https://www.autocar.jp/summary/919857
損保ジャパンだけじゃなく、三井住友海上、東京海上日動、あいおいニッセイのカルテルが超大問題です。
今この機会にここの膿を出せなければ、全てが元の木阿弥です。
国交省に頑張って貰うのは勿論ですが、自動車メディアと、我々の周知活動が局面を左右すると思います。ベストカーさんは事件後積極的なので、応援しています。
ビックモ-タの不正はマガジンXが1年以上前から紙面に載せていたのに、どこの自動車雑誌も追随してなかったじゃん