2024年6月3日、国土交通省は「トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ各社から型式指定申請における不正行為が行われていたとの報告があった」と公表。昨年（2023年）末にダイハツ工業の認証不正問題が発覚したことを受けて、国交省が自動車メーカー等85社に対して型式指定申請における不正行為の有無等に関する調査・報告を指示していた結果となる。この大規模な認証不正問題の発覚について、各メディアやSNSで議論が沸騰。中には「認証試験が厳しすぎるのではないか」「実態に即していないのでは」という声もあがっている。こうしたなかで、国の認証制度や安全性能に詳しい自動車ジャーナリストの清水和夫氏が論考を寄せてくれたのでお届けします。
文：清水和夫／写真：トヨタ、国土交通省
コメント
コメントの使い方より厳しい試験をしているから問題ないという人もいてホントかなと思っていましたが、この論考でスッキリしました。
より厳しい試験をしているから問題ないという人もいてホントかなと思っていましたが、この清水氏の論考でスッキリしました。
清水さんが言っていることは、パッシブセーフティは基本、重くなるので”そういう反面もある”ということで、ここの規定に関してはその車自身の衝突性能としては”低下”することにはならないので論点を履き違えていると考える。だったら北米輸入車は日本仕様で衝突性能は変わらないので”危険・凶器”と言うのか？