豊田章男会長が7度目のニュル24時間に挑戦!! もっといいクルマづくりの原点をGRヤリスDATで走る!

豊田章男会長が7度目のニュル24時間に挑戦!! もっといいクルマづくりの原点をGRヤリスDATで走る!

 豊田章男会長が6月21~22日(決勝)に開催されるニュルブルクリンク24時間レースにGRヤリスDATで参戦する。「ニュルはモリゾウの原点であり、もっといいクルマづくりが始まった原点でもある」と語る豊田章男会長が見せてくれるドラマに期待しよう

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ自動車

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2019年以来6年ぶり7度目のニュル24時間レース

豊田章男会長の乗るGRヤリスDATは石浦宏明(右)、豊田大輔(左)、大嶋和也(一番左)の4人がドライバーだ
豊田章男会長の乗るGRヤリスDATは石浦宏明(右)、豊田大輔(左)、大嶋和也(一番左)の4人がドライバーだ

 豊田章男会長は2007年アルテッツァで初めてニュル24時間を走って以来、今回が7回目の挑戦となる。豊田章男会長が師匠と仰ぎ、ニュルブルクリンクに導いた成瀬弘さんと一緒に始めた「もっといいクルマづくり」に終わりはない。

 豊田章男会長は今回の参戦をこう語っている。

「参戦目的は初参戦の2007年からブレていませんが、年を重ねる毎にその規模は良くも悪くも大きくなり、本来の趣旨とは違う方向に進もうとする流れがあったのも事実です。だからこそ、今原点に戻るべきだと思いました。

 レースというとすぐに結果を求める人がいますが、私はそこに至るプロセスが重要だと考えます。つまり、この活動で最も大事なのは、ここがゴールではなく『もっといいクルマづくり』のスタート地点である事。これを理解できないとやる価値はありません。」

 つまり、「もっといいクルマづくり」の原点に立ち返ることを目的にし、69歳になった自分が走ることで、「トヨタに驕りはないか? 現状に満足していないか?」 を問いただしているように思う。

 なお豊田章男会長の乗るGRヤリスDAT(109号車=2007年のアルテッツァと同じ番号)はTGRR(トヨタ・ガズー・ルーキー・レーシング)からのエントリーでGRと会長個人のチーム、ルーキーレーシングがお互いを高め合う形で結束している点にも注目したい。TGRRからはGR スープラ GT4 EVO2(110号車)も出場する。

 ニュルブルクリンク24時間レースの模様はトヨタイムズスポーツで生中継されるほか日本時間の20日金曜日19時から直前特集も放送される。決勝は6月21日土曜日16時(日本時間23時)スタートだ。

S耐富士24時間 ニュルブルクリンク24時間 スペシャルサイト|トヨタイムズ

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