使えないクルマもあるので要注意!! 添加剤の効果と使用する時の注意点

洗浄効果のあるガソリン添加剤は使う価値大!

ガソリン添加剤は5000kmもしくは半年に1回投入するのがおすすめ。PEA(ポリエーテルアミン)配合の添加剤にはエンジン内部の不純物を分解する効果がある
ガソリン添加剤は5000kmもしくは半年に1回投入するのがおすすめ。PEA(ポリエーテルアミン)配合の添加剤にはエンジン内部の不純物を分解する効果がある

 ガソリン車で増えている直噴エンジン搭載車、短距離での使用が多い、高回転まで回すことの少ないという使われ方をしているエンジンは、エンジン内部にスラッジ(燃え残った炭化物)などが溜まりやすい。

 ハイオクガソリンにはそういったものをクリーニングする洗浄剤が入っていると言われていたが、タンクローリーもレギュラーガソリンとは別のものにするなどの厳格な管理がされている昭和シェル石油のハイオクガソリンであるVパワー以外のハイオクガソリンは、2020年にその効果の怪しさがクローズアップされている。

 そのためスラッジ対策として、エンジン内部のその種の汚れを落とすPEA(ポリエテールアミン)の入ったガソリン添加剤を使って、いいコンディションをキープすることを勧める。

 入れるタイミングは入れた時期を覚えやすくする意味も含めエンジンオイル交換のあたりか、5000km走行か半年に1回と推奨している添加剤メーカーもあり、そのどちらかを勧める。

 洗浄剤の入ったガソリン添加剤は自動車メーカー純正のものを置いているディーラーも多く(自動車メーカーで用意しているくらいなのだから、必要性があるということだ)、PEAが入ったものであれば好きなブランドのものを、「ガソリン40から60リッターに対し1本」と容器に書いてあることが多い指定された量を入れればいいだろう。

まとめ

 添加剤はエンジンオイル用もガソリン用もまずそのクルマに使っていいものかをよく確認して、評判のいいものを人のビタミン剤やサプリメントのように有効に使ってほしい。

【画像ギャラリー】ロータリー車はエンジンオイル添加剤を入れる時に要注意!! 蔵出し画像でマツダのロータリー搭載車を振り返る

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