伝説の「いすゞBU」堂々登場!!! 引退後にまさかの古巣復帰 国際興業の名車を手に入れよ【ミニカー特集】

伝説の「いすゞBU」堂々登場!!! 引退後にまさかの古巣復帰 国際興業の名車を手に入れよ【ミニカー特集】

 ベストカーでお馴染みのミニカー特集。非常に好評でありがとうございます!! 今回お届けするのが国際興業バスの「いすゞBU」。めっちゃ渋くかっこいい伝説の名車を手に入れよう!!

文:ベストカーWeb編集部(素材提供:トミーテック)/写真:トミーテック

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■まさかの古巣で完全復活の名車に迫る

端正なBU。いまも現役というのが嬉しい
端正なBU。いまも現役というのが嬉しい

 いすゞBU型の路線バスといえば、高度経済成長の波に乗り、日本の公共交通を支えた名車中の名車。バスマニアならずとも「懐かしいなぁ」という雰囲気になるだろう。

 このいすゞBUは1972年のマイナーチェンジでホイールベース4.8メートルの車両に「BU04」という型式が与えられ、東京や埼玉を主軸に置く国際興業バスでも数多くのBU型が導入された。

DPFは首都圏の登録には必要な装置で、特定個体を表現するにはマストな装備だ
DPFは首都圏の登録には必要な装置で、特定個体を表現するにはマストな装備だ

 今回紹介するのは1980年に製造された「3491号車」。この車両は、当時の国際興業バスの赤羽営業所を中心に運行され、国際興業での活躍を終えた後も、岩手県交通で2005年まで現役。

 引退後はミニカーなどを製造する株式会社トミーテックによって保存されたこともファンのなかでは記憶に新しい。

リアスタイルはウィンカーなども往年の名車感が強い
リアスタイルはウィンカーなども往年の名車感が強い

 2023年には国際興業に「里帰り」を果たしたのがすごい。国際興業で大規模レストアが施され2024年2月には営業ナンバーを取得して公道復帰。このあたりの情熱はさすがだ。

 今も現役車両として走行が可能で、特定個体を再現したこの製品も歴史に残る名車になるだろう。この製品では実写でも後から装備された排ガス浄化装置(DPF)にも注目してほしい!!

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