【災害に備えて覚えておきたい】ガソリンの購入・運搬・使用・保管の注意点


購入時の注意点2/容器

ガソリン携行缶の規定に適合したものには規格ラベルシールが貼られている。写真は危険物保安技術協会(KHK)のもので、そのほかにUN規格がある

 ガソリンを購入する時に必要になってくるのが金属製のガソリン携行缶。金属製なら何でもいいわけではなく、消防法に適合していることが最低限の条件となる。

 5L、10L、20L(上限)の3つの容量が用意され、一般的に赤く塗装されているが、高級感のあるメッキ塗装が施されたステンレス製もある。そのほか消防法に適合したジェリカンも使うことができる。

形状、大きさは違うように見えるがどちらも最大容量である20Lの携行缶。危険を示す赤に塗られていることが多いが、ステンレス製の高級品も出てきている

 売れ筋は鋼鈑に亜鉛メッキ(防錆加工)したもので、20L缶なら3000円程度から購入できる。いっぽう高級品のステンレス製は7000~8000円とかなり高価。

 灯油のポリタンクにガソリンを入れようとする人は想像以上に多いというが、消防法で禁止されているので要注意。

これは灯油用の20Lのポリタンクで、金属製ではないためガソリンを携行することはできない。第4類第2石油類というのが灯油を示している
ジェリカンは軍用のガソリン携行缶で、鋼板を溶接して作られていて頑丈。ただし古いものは性能の劣化も考えられるので要注意

運搬時の注意点/1台のクルマで運べる上限がある

 携行缶でガソリンを貼れて購入できた後は、そのガソリン携行缶の運搬にも規制されていること、注意すべき点があるので紹介したい。

 まず、1台のクルマで運べるガソリンの量が消防法で規定されていて、その量は22L。ガソリン携行缶の容量の上限が20Lというのはこの運搬量と密接な関係がある。

 現場などで複数の発電機を使うからと言って1台のクルマで20Lのガソリン携行缶を2つ3つ運搬しているクルマもあるが、これは完全に法令違反となる。ただし、22Lを超えなければ、個数に制限はない。

ワゴンやバンでガソリン携行缶を運搬する時には運転にも要注意。手荒な運転をして振動により内圧が異常に高くなるケースがあり危険だ

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