激戦!! フィット、ヴォクシーなど21世紀に登場して生き残った「新登場車」たち

トヨタ86&スバルBRZ

デビュー:2012年

発売したことに意味があるトヨタ86。現行モデルはエクステリアには大きく手を入れていないが、走りのポテンシャルを高めるために頻繁に手が入れられている

 代を重ねて初めて認知されたということからすれば企画の対象外となるが、このクルマを外すわけにはいかない。

 カローラレビン&スプリンタートレノ(AE86)の再来ともいわれるトヨタ86はFRスポーツの楽しさを再認知させただけでなく、トヨタの走りのイメージを大きく引き上げた。さらに、沈んでいたチューニング業界を活性化させた功績はものすごく大きい。

 1代限りで消滅してしまうという噂をはねのけ次期モデルは2022年の登場が有力視されているし、今後中古マーケットを活性化させることにも期待がかかっている。販売台数だけではわからない影響力の大きいクルマの典型例と言える。

86ありきで登場したスバルBRZだが、しっかりと固定ファンを獲得。4WDスポーツのイメージが強いスバルにとっても大きなチャレンジとなっている

まとめ

 今ではモデルチェンジサイクルが長くなっているため、ここ10年間に登場したブランニューカーはほとんどが生き残っているが、勝負はこれから。すでに消滅予備軍などと呼ばれているクルマもあるが、どうなるか?

 ただし、消えては出てくるのがブランニューカーで、ブランニューカーが多いほど、メーカーが必死になっているとも言える。クルマ界を活性化するには絶対必要なものだ。

ブランニューカーは今後も続々と登場する。トヨタからはTJクルーザーも控えている。ブランニューカーを登場させるパワーがクルマ界を活性化させる

【画像ギャラリー】生き残るのは至難の業!! 21世紀に入って登場したブランニューカー一覧

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