【インパクトは絶大!!】グレード名に日本語が使われている日本車5選

トヨタヴォクシー煌

初代のデビュー1年後に登場して以来、現行モデルまで約18年間にわたりヴォクシーの特別仕様車にはなくてはならない存在になった『煌』

 現行モデルの日本語グレードで真っ先に思い浮かぶのはヴォクシーの特別仕様車に設定されている『煌(きらめき)』ではないだろうか。

 なかなか斬新な『煌』という名称は初代ヴォクシー時代の2002年に初登場。その後ヴォクシーの特別仕様車の定番となっていて、2代目、3代目の現行にも設定されていて、専用装備も豊富で買い得感が高いことから人気となっている。

 ここまで認知されているのは、『煌』という文字の字面がカッコいいこと、普段目にしない文字だということで新鮮味が失われないというのが考えられる。

 初めて登場した時は奇妙なグレード名だと感じた人も多かったかもしれないが、初登場から18年が経過しようとしていることを考えると、ヴォクシーにはなくてはならないものになっているのだろう。

『煌』という仰々しい名前に恥じないくらい専用装備が充実。特に内装の特別感がオーナーを満足させている。煌は今後も登場するだろう

トヨタジャパンタクシー和&匠

 2013年の東京モーターショーにトヨタが次世代のタクシーを提案するモデルとして出展したJPN TAXIコンセプトをベースに2017年から販売を開始した。

 JPN TAXIと書いてジャパンタクシーと読むこのタクシー専用車の登場によってクラウンコンフォートが生産中止となった。

 パワートレーンがLPGハイブリッドで次世代カーをアピールするいっぽうで、エクステリアデザインはどことなくロンドンタクシーを彷彿とさせるレトロな感じでもある。

写真のモデルのグレードは上級の匠で、ボディカラーは深藍。アルミ、メッキタイプのドアノブなどが識別点だが、タクシーとして利用する時には意識しないからわからない

 このジャパンタクシーのグレードは、標準グレードの『和(わ)』と上級グレードの『匠(たくみ)』の2つのみで、日本を大々的にアピール。

 ただ、タクシー専用車であることや、普及しているのが東京をはじめとする大都市圏がほとんどで地方での関心が薄いなどもあり、イマイチアピール力に欠ける感じは否めない。

 日本を強調するグレード名を付けたトヨタには敬意を表すが、タクシー会社以外はグレードがまずわからないというのも残念だ。

 ボディカラーは深藍、スーパーホワイトII、ブラックの3色をラインナップ。センチュリーのようにすべて和名のボディカラーにするほどの徹底感はないが、深藍を設定することでトヨタが意地を見せた。

【画像ギャラリー】少数派の愉悦!! 日本語に由来する車名を持つクルマたち

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