いらないと思う装備3:ヨーク型ステアリング
まるで航空機の操縦桿みたい、未来的でカッコいい! と聞こえはいいが、実際にヨーク型ハンドルを握るとどうなのか?
テスラやトヨタbz4XやレクサスRZに採用されている、まるで飛行機の操縦桿を思わせるヨーク型ハンドル。ステアリングの左右を握るだけで回すので、丸いハンドルに比べると違和感はないのか?
ヨーク型ステアリングが装着されたレクサスRZに乗ってみた。ロック・トゥ・ロックは約150度、つまり、ハンドルを持ち替えないといけないような交差点などでも、持ち替えずに操作できる。
実に滑らかで60km/h以上の速度では、低速域で感じたクイックなステアリング特性が中高速域では可変し、スローになる。ただ、速度域が上がっても、ハンドリングの精微さは失われないので、トレースしたところに正確に走る。
クランクコースでは、ステアリング操作はノーマルハンドルに比べて、ハンドルを切る量が圧倒的に少なく、逆に内輪差で後輪がパイロンをひっかけてしまわないか気になってしまったほど。スラロームを低速で走ったが、ここでも切り返し量は少なかった。
バックで車庫入れをする時は、ハンドルを切る量が圧倒的に少ないのでラクだったが、最初に車庫入れをした時には、切るタイミングをつかむのが難しく、操舵の修正を数回行ってしまった。
このヨーク型ハンドルは慣れれば大丈夫なのかもしれない。実際5分ほどで慣れたのでもっと長時間乗れば解消されるだろう。でも必要かといわれれば、必要ないかも……。
復活してほしい昭和の装備1:三角窓

1960年~1970年代のクルマには三角窓が付いていた。昭和のクルマ好きおじさんはわかると思うが、当時のクルマはクーラーさえもついていなかったため、三角窓を開けて空気を室内に入れて暑さを凌いでいたのだ。
三角窓はサイドウィンドウを開けるよりも走行風の流量調節が簡単で効率的に風が入ってくる。走ってさえいれば車内の空気の入れ替えも短時間に行える優れものだった。
エアコンが標準装備となっている現代のクルマにとっては、当然三角窓を付ける必要はないが、爽快な風が室内に入ってくる感覚。エコの観点から復活してほしいと願うのである。
復活してほしい昭和の装備2:室内の傘入れ
雨が降るといつも傘の置き場所に困ってしまう。たいていは後席足元に無造作に置いているが、なにかだらしない感じがするし、4人以上乗車するときには置き場所がない状態になる。
傘入れ時代は現行車にもある。現行ワゴンRに採用されている軽初の傘置きホルダーがそれだ。リアドア両側に設置されており、しかも排水構造になっており、傘についた水は車外に排出されるという優れもの。そういえばポルテにもアンブレラホルダーがあった。
でも、復活してほしいと思っているのはアンブレラポケットだ。3代目パルサー(1986年)はドア開口部のボディ側(ストライカー金具の上側)に穴が設けられ、専用の傘を収納できた。ちなみにロールスロイスはドア内(レイスはフロントフェンダー内)に専用の傘が収納されているが、さすがにこんな超高級車は買えないので……。
でも現実的じゃないので、1981年式6代目スカイラインに設定されていた傘ドアポケットのように、ドア内張りの下のほうに傘を入れるか、ホルダーのようなものを作ってほしい。





コメント
コメントの使い方ダブルアクションもダサいと思う
流れるウインカーが本当に流れるのはアウディだけ!
アウディの特許だから!
アウディの気持ち良く流れるウインカーを見たら他社のウインカーはショボいですよ。
アウディのは無くならないで欲しいですね。
いらないもの:エコーチャンバーおじさん