【良くなるハズがかえって改悪!?】もったいなかった改良モデル 7選


S2000/2005年マイチェン

S2000(2005年マイチェン)/2.2L化で最高出力も最大トルクも発生回転が下がったが、2L時の許容回転数9000回転という魅力も薄れた

 ホンダ S2000は言ってみれば“エスハチ”(=S800)へのオマージュ。NA高回転型エンジンのFRスポーツを、20世紀の終わりにもう一度よみがえらせることがテーマだった。

 初期モデルはそのコンセプトに忠実な仕上がりだったが、実用性に難点なしとは言えず、いまいち販売も低迷。2005年には排気量を2.2Lに拡大し、低速トルクを太らせたエンジンが投入される。

 確かに乗りやすくはなったものの、ピュアな志が失われたことにがっかり。だったら最初からカリカリの2Lと、マイルドでATも選べる2.4L・SOHCの二本立てにすればよかった。

【鈴木直也】

デュアリス/2007年生産工場変更

デュアリス/英国工場生産ものはザックスのサスを採用していたが、国内生産に切り替わってからはザックスをやめた

 発売された時のデュアリスは、イギリス工場が生産する車両を輸入していた。

 サスペンションの動きがよく、高重心のSUVでありながら、走行安定性と乗り心地のバランスも優れていた。

 前席は腰をしっかりと支えて座り心地がよく、長距離移動でも快適。背もたれは腰を包む形状で、ワインディングを走っても着座姿勢が乱れにくかった。

 ところが同年末に九州工場に生産が移り、足まわりの動きが変わってしまった。操舵時の正確性も少し下がった印象を受けた。

【渡辺陽一郎】

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