【マーチやキューブに広さをプラス!?】 モアスペースに挑んだ個性的派生車 7選

 キラ星の如く生まれては消えてゆくクルマたちは数あれど、売れてるモデルにさらに手を加え魅力&販売台数大幅アップ!!! …を狙いながら、“本家”ほどのヒット作とはなれず、消えていった派生車も少なくない。

 ヒットモデルの車体をちょっと伸ばして荷室を広げてみたり、コンパクトな車体に3列シートを設置したり…。

「時代の波」を確実に掴みつつも、やはりコンセプトに無理があったか、ユーザーからは「中途半端だね」といった評価しかもらえず消えていったクルマたち。

 それでも創意工夫を尽くそうとした佇まいに哀愁を覚えなくもない、そんな7台をご紹介。

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※本稿は2020年1月のものです
文:ベストカー編集部/車両解説:永田恵一/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年2月10日号


■日産 マーチBOX(1999年)

 2代目マーチに追加された、コンパクトステーションワゴン。リアシートはダブルフォールディング式で、荷室の使い勝手にも留意。

ハッチバックをモデル途中からワゴン化してラインナップに加えたという世界的に見ても珍しいクルマ

■日産 キューブキュービック(2003年)

 2代目キューブに加わったコンパクトミニバン。スライドドアでないうえに3列目の強烈な狭さも致命傷になり、一代限りで絶版に。

2代目の登場(2002年10月)から1年後に追加設定されたのがキューブキュービック(cube3)。cube3の「3」には「3列シート」の意味も込められていた

■三菱 ディオン(2000年)

 登場時は唯一となるヒンジドアのミドルミニバンということで販売好調。コンセプトはよかったわけだが同年秋のストリーム(ホンダ)登場が痛かった。

ミラージュディンゴをベースにホイールベースを延ばして7名乗車を実現した

■ダイハツ ブーンルミナス(2008年)

 初代ブーンベースのコンパクトミニバン。3列目も一応乗れるものだったが、ヒンジドアが厳しかったか? トヨタ版のパッソセッテもあった。

ブーン/パッソをベースに、大人7人が乗れる5ナンバーサイズの小型ミニバンとして開発

■スズキ エブリイプラス(エブリイランディ・1999年)

 当時の軽1BOX、エブリイのボディ、エンジンを拡大して7人乗りとした超コンパクトミニバン。7人乗ったらギュウギュウでした

軽ワゴンのエブリイをベースにボンネットを延長、1.3Lエンジンを搭載して小型車としたモデル。2001年のマイナーチェンジで「エブリイランディ」へと改名された

■ダイハツ アトレー7(2000年)

 エブリイプラスとまったく同じコンセプトで、エブリイプラスの1年遅れで登場し、エブリイプラスと同じ理由で、エブリイプラスより若干短命に終わった。

2000年7月、軽商用ワンボックスのアトレーのボディを延ばし、3列シート7人乗り車として登場。ミニバン勢の台頭もあり2004年12月生産終了

【番外コラム】キミは覚えているか? コロナ スーパールーミーを。

 上では主に「中途半端にボディを伸ばした」モデルを紹介したが、微妙な感じの全長拡大で覚えておいてほしいのが、左写真のコロナスーパールーミーだ。9代目コロナをベースに、Bピラー部分を210mm拡大した、微妙に広いリムジンだ。

 トヨペット店の累計販売台数1000万台を記念して、500台限定で発売された。当然、後継モデルはない。

リムジンといえど全長4650×全幅1690mmで取り回しにはさほど苦労しない。エンジンは125ps/19.7kgmを発生する2L直4の3S-FE。中古車市場で価格高騰中! という話も聞かないので、「男子たるもの一度はリムジンに乗るべし」というアナタはゼヒ!

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