【ホイール ステアリング シート…】 車の魂は細部に宿る!? 「細かいところが良いクルマ」選手権


■とにかく静粛性に優れているクルマ

(TEXT/渡辺陽一郎)

 センチュリーはかなり静かだが、先の項目で取り上げたから除く。最も静かなのはクラリティフューエルセルだ。エンジンを搭載しない燃料電池車だから根本的に静かで、クラリティ自体の静粛性も優れている。

 クラリティPHEVも、アクセルペダルを深く踏んだりしなければ、静かでとても快適だ。

FCVというだけでなく、クルマとして静粛性に優れるクラリティフューエルセル

 リーフも電気自動車だから、当然ながら静かに仕上げた。タイヤが転がる時に発するノイズを抑えられるとさらにいい。

 レクサスLS500hもノイズは小さい。今はハイブリッドが増えて、スポーティなクルマは減ったから街中が静かになった。

■乗降性が優れているクルマ

(TEXT/渡辺陽一郎)

 セダンは床が低いが、サイドシル(乗降時にまたぐ敷居の部分)の段差ができる。

 そこでサイドシルの部分まで床を高めたフラットフロア構造車を取り上げる。乗降性が優れ、車内移動もしやすい。

 このタイプの乗降性1位はポルテ&スペイドだ。助手席のスライドドア部分は、開口部の地上高を300mmに抑えた。

スライドドアの開口部の地上高がポルテ&スペイドは300mmに抑えられている

 スライドドアの開口部では最も低い。300mm以上では高齢者が乗り降りしにくくなるからだ。開口幅も広い。

 タントも床が低く、左側面は中央のピラーをドアに内蔵した。前後両方を開くと、開口幅が1490mmに達する。ヴォクシーも低床設計だ。

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