【ホイール ステアリング シート…】 車の魂は細部に宿る!? 「細かいところが良いクルマ」選手権


 ふだん何気なくクルマに乗っている際、ちょっとしたことが気になったりしないだろうか? 外観のデザインはもとより、シートの座り心地にステアリングの握り心地…などなど。

 クルマの良さや魅力は外観や内装やエンジンの出来といった分かりやすい部分のみに宿るものではない。そこがまた不思議でおもしろいところでもある。

 本企画ではそんな、細かい部分がよくできているクルマたちをご紹介する!

【画像ギャラリー】細かすぎて伝わらない!!? 随所に込められたクルマの魅力をギャラリーでチェック!!!

※本稿は2020年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年3月10日号


■エンジン音が凄くいい音色のクルマ

(TEXT/斎藤 聡)

 だいぶ以前から国産車は、騒音規制でマフラーのサウンドチューニングがほとんどできないのだとか。そんななか、あえて国産車から選ぶとすれば、EK9型初代シビックタイプRのVTECサウンドが心地よく刺激的で1位。

1997年登場の初代シビックタイプR。1.6L VTECサウンドが刺激的

 個性的という点でロータリーエンジンのRX-7も外せない。あの独特の回転フィールとサウンドが懐かしく2位。

個性的な回転フィールとサウンドが特徴のロータリースポーツ、FD型RX-7

 いいサウンドと言ったらフェラーリのV12サウンドにトドメを刺す。楽器のような音色はシビレルほど美しく刺激的だ。ただ、個人的に最も印象深いのは実はレクサスLFAのV10サウンド。いかにも精密に組み上げられた高性能エンジンと言いたくなり、3位。

V10DOHC搭載のレクサスLFA。精密さがエンジンサウンドにも宿る

■ステアリングの握り心地がいいクルマ

(TEXT/斎藤 聡)

 改めて、いろいろなクルマのステアリングを、資料をひっくり返して探したんだけれど結局シンプルで適度な太さで、手になじむのは現行ゴルフVII GTIのステアリングに落ち着いた。これが3位。

 2位はアルピナB5のステアリング。革がビックリするくらい上質で、手のひらにしっとり吸いつくような絶妙の感触。いかにも高級ななめしのいい仕上がり。グリップが太いのが減点材料。

 1位はNA型初代ロードスターのVスペシャルについていたナルディのウッドステアリング。ニスを塗った細身のウッドステアリングは、素手で握っても滑りにくく、細く繊細なグリップ感がいい。

初代ロードスターVスペシャルのステアリングはウッドのナルディ製でグリップ感に優れていたという

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