トミカ55周年記念感謝祭が秋葉原で開幕! 熱烈ファン感激のサプライズ企画続々登場と炸裂したDAI語「T.T.T」…とは…?

発表されたばかりのGR GT/GR GT3が“即日トミカ化”

 さらにクルマ好きとして見逃せないのが、TOYOTA GAZOO Racingがイベント初日(12月5日)午前11時(トミカ感謝祭のステージイベントと同日同時刻)に世界初公開したばかりの新型車「GR GT」と「GR GT3」の「電撃トミカ化」発表だ。

 オープニングセレモニー終盤、タカラトミーの富山彰夫社長がスマホを片手にステージへ登場し、「トヨタさんの新車発表会と同じタイミングでないと言えなかった“もうひとつのニュース”」として、両車のトミカ商品化決定をサプライズ発表。会場からどよめきが起きた。

ステージでサプライズ発表された「GR GTの即日電撃トミカ化」。記者席から「マジか!」と声が漏れた。ステージ上部の巨大モニターにはトヨタ自動車会長・豊田章男氏がGR GTのトミカを持つ写真も公開
ステージでサプライズ発表された「GR GTの即日電撃トミカ化」。記者席から「マジか!」と声が漏れた。ステージ上部の巨大モニターにはトヨタ自動車会長・豊田章男氏がGR GTのトミカを持つ写真も公開

 GR GTは、公道を走るフラッグシップモデルをイメージしたトミカシリーズとして、GR GT3は世界のGT3レースで戦うカスタマーレース用マシンとして、プレミアムな「トミカプレミアム Racing」シリーズからの発売が予定されている。会場には試作品も展示され、精悍なスタイリングとレーシングカーらしい迫力に多くのファンが見入っていた。発売時期などの詳細は後日発表とのことだが、「実車とトミカのデビューがほぼ同時期」という、近年まれに見るスピード感のある展開になりそうだ。

55年の感謝から“100周年”へ――「本物は、ときめく。」

 トミカのブランドメッセージは「本物は、ときめく。」。ミニカーという枠を超え、本物のクルマが与えてくれるときめきを、世代を越えて届けたいという思いが込められている。

 タカラトミー竹内氏は挨拶の中で、コロナ禍で大きな打撃を受けながらも、2021年度以降トミカ事業が力強く成長を続けているのは「どんな状況でも支えてくれたファンのおかげ」と感謝を述べ、「トミカはファンのためのトミカ(F.T.T)」と、こちらも“DAI語”に負けないキーワードで会場を笑顔にした。

 ラストを締めくくったDAIGOさんは、55周年のトミカを「T.H.T=トミカは100周年まで続きます」と表現。「自分も100周年の瞬間を見届けたい」と語り、会場からは温かい拍手が送られた。

 トミカ55周年記念ファン感謝祭は、長年支えてきた大人のファンへの“ありがとう”と、次の世代へとバトンを渡す“これからもよろしく”が同居したイベントだったと言えるだろう。

 トミカ、とても、楽しい――「T.T.T」。クルマ好きとして、この3文字の意味をもう一度かみしめながら、我々もトミカと一緒に次の10年、20年を走り続けたい。

「55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING」開催概要
開催日時: 2025年12月5日(金)・6日(土)・7日(日) 10時〜19時
 *最終日12月7日(日) は16時30分閉場
会場: AKIBA_SQUARE(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX2F(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分))
*現在、日時指定枠は埋まっておりますが、12月5日(金)・6日(土)の16時以降は、予約なし(無料)で入場が可能。
*混雑時は入場制限をする場合があるとのこと
主催: 株式会社タカラトミー

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