ポルシェを漢字で書くと…どうなる?? 禁断の「カタカナと英字禁止」試乗記


■松田秀士のカタカナ禁止原稿

※2020年1/10号「ポルシェタイカン 緊急試乗レポート」より(一部抜粋)

●元はこんなです

 ポルシェがEVを作るとこうなる、ということを思い知ることになった試乗だった。まずなんといっても0〜100km/h加速。試乗モデルはTurboだったので最速のTurboS(2.8秒)には及ばないものの、それでも3.2秒の馬鹿っ速!

 左足でブレーキを踏みこんで右足アクセル全開にするとローンチコントロールの文字が右メーター内に点灯。左足を離した瞬間4WDでありながらもリアタイヤが若干空転して、しかももの凄い加速G!

 瞬間的に移動する感じで頭がヘッドレストに叩かれます。

 でも驚くのはそれだけではない。とにかく路面に吸い付いているかのよう。だからコーナリングはもの凄い横Gを出しても狙ったとおりのラインをトレース。まさにオンザレールです。

 高速道路の荒れた路面でも乗り心地がよく、しかも室内が静か。EVだから普通は逆にロードノイズが耳につくものだが、それも静かなのだ。

●カタカナ禁止版

 峰琉志慧が爆発的電気自動車を作るとこうなる、ということを思い知ることになった試乗だった。まずなんといっても停止状態から壱時間に廿十伍点四六参里移動するのに要する加速時間。試乗した峰琉志慧は爆発的電気自動車なのに名前だけ排気利用圧縮空気充填燃焼仕様だったので、名前だけ超排気利用圧縮空気充填燃焼仕様(弐点八秒)には及ばないものの、それでも参点弐秒の馬鹿っ速!

 左足で慣性速度熱変換装置を起動させる足踏板を踏み込み、右足で加速のための電気による回転動力装置を操る足踏板を全開にすると超急激全力発進可能の文字が右計器盤内に点灯。左足を離した瞬間、前後四本車輪各々駆動可能型式でありながらも後弐本車輪が若干空転して、しかももの凄い加速度を感じさせる強烈後ろ向き圧迫感!

 瞬間的に移動する感じで頭が外傷性頸部症候群予防頭止めに叩かれます。

 でも驚くのはそれだけではない。とにかく路面に吸い付いているかのよう。だから継続移動旋回はもの凄い強烈横向き圧迫感を意図的に作り出しても狙ったとおりの旋回円弧をなぞる。まさに鉄道線路上自動進行的疑似走行です。

 高速道路の荒れた路面でも乗り心地がよく、しかも室内が静か。爆発的電気自動車だから普通は逆に車輪転がり時摩擦騒音が室内振動共振音進入によって耳につくものだが、それも静かなのだ。

●どのへんに苦労しました?

 文字を見れば頭のなかにイメージが膨らむような文言を考えるのが、とにかく大変。特に「ヘッドレスト」には苦労したけど、上手くいったでしょ?

カタカナ禁止にしたら、凄さの理解が難しくなったタイカン。つかポルシェの当て字、訴えられないか心配

*   *   *

■まとめ

「日本人なんだから漢字&平仮名のみのほうがわかりやすいだろ?」と思ったが、実際はかなり難解になってしまった。やっぱりクルマの評論にはカタカナも英語も必要なことがよくわかった。何事もわかりやすいのが一番だよねー。

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