フィット、ライズ…日本の“ちょうどいい”サイズの車 4部門のNo.1はどれ?

【セダン部門】トヨタ カローラ

これまでは実用セダンのイメージが強かったカローラ。新型の登場で基本性能のレベルは格段に上がり、ライバルを凌ぐレベルに

 セダンはマツダ3が好印象だった。スタイリッシュだし、革新的なSKYACTIV-Xやクリーンディーゼルも用意されている。

 が、同じ時期にカローラも新型になった。比べてみると、ジャストサイズのファミリーカーのなかで、カローラのトータル性能がとても高いことがわかる。

 ともにワイドボディを採用したが、日本のユーザーをより強く意識しているのはカローラだ。全幅を海外向けより狭め、自慢のハイブリッド車にも改良のメスを加えた。

 また、走りの実力もマツダのお株を奪うほど高いレベルにまとめている。後席はちょっと狭いが、これ以外は気になる弱点は見当たらない。

【ワゴン部門】トヨタ カローラツーリング

海外仕様から全長で-155mm、全幅も-45mmコンパクトとなり、日本にちょうどいいを意識したカローラツーリング

 ハンドリングと快適性の妥協点が高く、価格的にもリーズナブルと感じられるカローラは、多くの人にとって魅力的と感じられるはずだ。

 このカローラをベースにしたステーションワゴンのカローラツーリングにも死角はない。

 このクラスを含め、ワゴンのジャンルは新鮮味のあるクルマがないため無風の状態が続いていた。が、やっと多くの人におすすめできるワゴンが登場したのである。

 多くの人は、このサイズのセダンとワゴンで充分に満足できるはずだ。上級クラスに乗っていたダウンサイザーでも、乗ってみれば不満を抱かないだろう。

 というより、クルマの進化に驚かされるはずである。

【画像ギャラリー】まだまだある! 日本のちょうどいい車 全10台!!

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