ベンツ BMW VW…輸入車大幅値引きの秘密&全50車の最大値引き額

ベンツ BMW VW…輸入車大幅値引きの秘密&全50車の最大値引き額

車種やタイミングによっては50万円引きもあたりまえという輸入車の値引き。条件にハマればデカいのが輸入車のがその特徴だ。そんな輸入車の値引き拡大の時期や条件、モデルを大公開する。

文:萩原文博、会田肇/写真:編集部
ベストカー2017年5月26日号



メルセデスベンツの大幅値引きポイント


■値引きに有利な時期は3月9月とはかぎらない!!

2016年はコアモデルのEクラスをはじめ、GLCやGLEクーペといったSUVを拡充させているメルセデス・ベンツディーラーに、新車値引きについて話を聞いた。話をしてくれたのは都内ディーラーの30代の営業マンだった。

「新車の値引きが大きくなるタイミングといえば、まずは決算期です。多くの皆さんは決算期が3月とか9月と思われているでしょう。実は決算は店舗によって異なるのです」

「3月や9月の決算セールというのはイベントのようなものです。本当に大きな値引きを引き出したいならば、その店舗の決算のタイミングを知ることでしょうね」

と、いきなり衝撃的な発言。

クルマは3月の決算期を狙え! とよく言われているが、それはイベント的な色合いが強く、実は決算は店舗ごとに異なっているというのだ。

■値引きが出やすい車種は?

続いて、ここ1年で大幅な値引きを行った車種について聞いてみた。

「ここ1年だと、やはりEクラスです。フルモデルチェンジ前の先代モデルの在庫を売るために100万円以上の値引きをしました」


先代Eクラスはなんと150万円引きもあったという。タイミング次第でかなりお得な買い物ができそうだ

「やっぱり世代交代するフルモデルチェンジやデザインの変わるマイナーチェンジ前は大幅な値引きは期待できると思います。そして、展示車や試乗車が多い車種はメーカーが売りたいと思っている車種なので大幅値引きが期待できます」

とのこと。かつて、先代のEクラスがマイナーチェンジした時、その改良前モデルが大量在庫となったため、約150万円引きで販売したこともあったと話してくれた。新車がひと声で150万円引きとはもう、儲け度外視の破格値といえる。

【萩原文博】


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BMWの大幅値引きポイント
■販売支援金が値引きの鍵握る

2017年に入り5シリーズを導入したBMW。郊外にあるディーラーの営業マンに新車の値引きの話を聞いた。

「インセンティブって聞いたことありますか? いわゆるメーカーから出る販売支援金というものです。このインセンティブがたくさん出る車種が大幅な値引きが可能となります」と話してくれた。

インセンティブが出る車種の見つけ方としては、装備は充実しかも価格は据え置きというお買い得を絵に描いたような特別仕様車を設定したモデルを見つけること。

そして特別仕様車が設定されたクルマとともに、ローンの金利も目安になるという。1.99%などの超低金利ローンが利用できる車種もインセンティブの対象となっていることが多いという。

インセンティブが大幅値引きの源泉となるのがわかったところで、具体的な車種を突っ込んでみた。

■3シリーズは80万円超の値引きも!!

「そうですね。最近インセンティブが出た車種は3シリーズと4シリーズですね。3シリーズはツーリングで50万~60万円。セダンは80万円くらい。在庫車ならばプラス20万円くらいがんばれます」


3シリーズはセダンなら80万円引きも可能とのこと。コストパフォーマンスなら次期型を待つより現行型のがお得かも?

「4シリーズは30万~40万円です。そしてこれはインセンティブではないですけど、在庫車でモデルイヤーが古くなってしまうと、大幅な値引きをします。以前M6の1年落ちの新車は100万円引きで販売したことがありました。装備が大きく変わっていない時はお買い得だと思います」

インセンティブで狙うなら定番モデル。年式替わりなら高額モデルが狙い目だ。

【萩原文博】

VWの大幅値引きポイント


■値引き拡大は月末が有利

かつてはトップを独走していたフォルクスワーゲン(VW)だが、2016年度は3位に甘んじた。これがVWの販売戦略に大きな影響を与えているのは確かなようだ。

担当営業マンによれば、よくも悪くも「販売ネットワークがトップだった時代に合わせて用意され、これに応じた固定費を考慮すると自ずと販売すべき台数は決まる」という。

つまり、販売台数がこれに足りなければ値引き幅を大きくして対応する。あとはそれがどこまでできるかは体力勝負となっていくわけだ。

そこで重要なのがVWジャパンからの販売奨励金だ。「状況に応じて金額は変わる」というが、その投入時期は車種によって異なる。

「新車効果が薄れてきた車種には厚くなり、これを原資に値引き交渉に応じる」のだ。世間ではよく期末が有利との話を聞くが、営業マンによれば「期末より、むしろ販売台数の積み増しを狙う月末のほうが交渉に応じやすい」との本音も漏らす。締め日に間に合わせてくれるなら思い切った条件が出しやすいというわけだ。

■色や仕様も値引きに影響

もうひとつ値引きを大きく引き出す方法が、色や仕様などにこだわらないということ。

「車種によって不人気色はあり、加えてあまり必要とされない装備をした在庫車は値引き額は大きくなる」という。こうした車種を聞き出すのも交渉過程の重要なポイントになると思っていいだろう。

なお、2016年にゴルフは用品を合わせて50万円引きがあったという話も伝え聞いている。

【会田肇】


VWは定番のゴルフで50万円引きもとびだした模様。選り好みしなければ、超コスパのよい条件を引き出せる可能性大だ

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輸入車全50モデル 今年最大値引き額リスト

上の値引き額は取材時の4月中旬までにあった2017年の最大値引き額の一例。今後この金額の値引きが見込めるわけではない。
また、値引き額は時期やディーラー、セールスマン、付属品の金額などによって異なることも念頭において参考にしてもらいたい。