■ダイハツ ミラトコット(2018年6月25日発売)
女性社員チームが女性ユーザーのために開発したというが、女性のためにとすべてを軽くした頼りない乗り味は少々いただけない。
シンプルな内外装デザインは、わざとらしい印象もなくアリだと思ったけど、売れゆきは伸び悩んでいる模様。今時女性向けというコンセプトはあまり受け入れられないのかも。
●通信簿…2(岡)
■トヨタ クラウン(2018年6月26日発売)
日本のセダンとしては驚異的な販売台数。クラウンらしいスタイリングだということが1年たってやっとわかってきた。つまりこのデザインは◎だ。
2.0RSのハンドリングと身のこなしは欧州車のように俊敏。ただしインテリアに華がない。使いやすそうに見える2段のディスプレイも機能未熟なのと目が疲れる。
●通信簿…4(松)
■トヨタ カローラスポーツ(2018年6月26日発売)
ハッチバック神話は崩壊したし、カローラツーリングも加わったが、最初の1年は大健闘と言える。1.8Lエンジンにモーターのハイブリッド車は力強い加速を見せ、実用燃費もいい。ハンドリングも軽快だ。
6速MT設定のターボも面白いが、アイドリングストップが装備されていないのにガッカリする人も……。
●通信簿…4(片)
■スズキ ジムニー(2018年7月5日発売)
当初の見込みを大きく上回る受注により、生産キャパの問題でいまだに納車に時間を要する状態が続いている。それでこの数字だから、実際の人気はもっと高いということ。
確かにこのデザインは魅力的だし、ほかにはない“本物感”もある。そのうえ快適性が高まり先進装備も充実したのだから、売れるのも納得だよね。
●通信簿…5(岡)
■スズキ ジムニーシエラ(2018年7月5日発売)
ステアリングから伝わる速度に関わらず味のある楽しい操舵フィール。軽ジムニーとはまた一味違うボリューム感のあるボディ。軽じゃないとこんなに販売台数が少なくなるのか!
パワー的にも余裕があるぶん、軽ジムニー用に作ったシャシーゆえシエラはガサツさをそこそこ感じるところが弱点か?
●通信簿…3(松)
■ホンダ N-VAN(2018年7月12日発売)
商用車なのに販売が5000台を超える月があるのは凄い。2タイプを設定し、LEDヘッドライトや先進安全装備のホンダセンシングなどを設定し、ワゴンと遜色ない安全性と快適性を誇る。
キャビンと荷室は広く、ダイブダウン機構付きシートも便利だ。だが、割り切った助手席は快適じゃない。
●通信簿…5(片)
■ホンダ クラリティPHEV(2018年7月19日発売)
それなりに話題にもなったし、クルマの出来もかなりのものなのにこの台数とは、 ちょっと信じられない少なさ。
確かに価格は高いけどバリューだって高い。日本でPHEVが売れないことはないのはライバルも証明していることだしね。せっかく日本に導入したのに、全然売る気が伝わってこない気もする……。
●通信簿…1(岡)
■ホンダ CR-V(2018年8月30日発売)
室内静粛性が高くサスペンションのホイールトラベルに無駄な動きがなく乗り心地がいい。自立直進性能が高く安定していて、コーナリングラインを読みやすく正確に目指すラインに乗せられる。
でも、スピードメーターなどインパネ類のデザインが古く、新しさを感じられない。ライバルと比較して価格が若干高い。
●通信簿…5(松)
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