もはや生存車なし!? 絶滅危惧車「シャレード・デ・トマソ」を探せ!

2代目シャレードは生存しているのか?

4代目シャレード(3代目シャレードには設定なし)に設定された2代目シャレード・デ・トマソ
4代目シャレード(3代目シャレードには設定なし)に設定された2代目シャレード・デ・トマソ

 ここからは、1993年8月、4代目シャレードに設定されたシャレード デ・トマソ(シャレード・デ・トマソとしては2代目)を紹介しよう。

 先代シャレード・デ・トマソと同じようにデ・トマソ氏がセレクトしたこだわりのアイテムを装備し、「スポーティで楽しい小さな実力者」というコンセプトのもと、専用サスペンションや新設計の1.6L、直4を搭載と、当時最先端の技術や装備がふんだんに盛り込まれた仕様になっている。

 インテリアも先代のMOMO製からナルディ製のステアリングに変更され、RECARO製フロントシートを採用。メーターパネルもデ・トマソマーク入りとなり、インテリアカラーもレッドを基調としたカラーに統一されている。

 さて、2代目シャレードを中古車市場で探してみた。Gooやカーセンサーなどの中古車検索サイトで合計4台見つかった。

 1993年式、9.8万㎞で38万円、1995年式、9.6万kmで69万円、1994年式、8.2万kmで50万円、1995年式、15.4万kmで39万円といった具合で、40万~70万円で流通していた。

<strong>上の写真をクリックすると2代目シャレード・デ・トマソの中古車情報が見られます!</strong>
上の写真をクリックすると2代目シャレード・デ・トマソの中古車情報が見られます!

 なんとか2代目シャレード・デ・トマソの中古車は見つかったが、やはり初代シャレード・デ・トマソは見つからなかった、残念……。

 本企画を見た方で、初代シャレードを持っていて売ってもいいというオーナーさんがいらっしゃいましたら、まずはご一報ください!

■2代目シャレード・デ・トマソ(4代目シャレードに設定)1993年8月発売
●全長×全幅×全高:3760×1650×1420mm
●ホイールベース:2395mm
●トレッド(前/後):1385/1390mm
●最小回転半径:4.5m
●車両重量:900kg(930kg、AT車)
●エンジン:水冷4サイクル直列4気筒SOHC
●総排気量:1589cc
●最高出力:125ps/6300rpm
●最大トルク:14.7kgm/4000rpm 
●10・15モード燃費:15.0km/L(13.0km/L、AT車)
●タイヤサイズ(前/後):185/60R14
●車両価格:129.8万円(139.3万円、AT車/当時)

【画像ギャラリー】日本に現存するのか? 貴重なシャレード・デ・トマソを写真でチェック!

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