おじさんの終活車はMT車に決まり! 自分の思い通りに操れるあの気持ちよさをもう一度! 

おじさんにおススメのMT車:スズキMXハイブリッド

ボディ、シャシーが凄くいい。先代よりは重くなったけど、それでも充分軽い。この軽さとボディのしっかり感のバランスが絶妙! 3気筒1.2Lエンジンとのバランスも超絶
ボディ、シャシーが凄くいい。先代よりは重くなったけど、それでも充分軽い。この軽さとボディのしっかり感のバランスが絶妙! 3気筒1.2Lエンジンとのバランスも超絶

 スイフトスポーツの登場が待たれるが、それを除いても素のMT車のよさを味わえるのがこのMXハイブリッド。普段使いの素うどん的なMT車が御所望な人にはドンズバである。

 スイフトは、「軽快な走り」「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」が揃った好バランスな1台。 82ps/11kgm+3.1ps/6.1kgmを発生する1.2L、直3マイルドハイブリッドを搭載している。

 現行モデルでも5MTが継続設定されており、安全装備のアップデートも魅力。特にアダプティブクルーズコントロールの搭載により、MT車での長距離運転もぐっと楽になった。日常と趣味を両立できる1台。

 スイフトスポーツほどスポーツしていなくても、そこそこ走りが楽しめるのでお薦めだ。

おじさんにおススメのMT車:スズキスーパーキャリイ

ヘッドライトが変更されカッコよくなったスーパーキャリイ
ヘッドライトが変更されカッコよくなったスーパーキャリイ

 まず、なぜ軽トラのMT車をおススメするのかということ。車重が軽く、カート感覚にヒラヒラと軽快に操れるからだ。ぜひ一度50代以上の方、試乗してほしい。どこか、昭和の懐かしい、セダンやクーペのMT車を思い出すはずだ。

 おススメは2025年12月19日に発表、2026年1月23日に発売予定のキャリイ、スーパーキャリイの一部改良モデル。一部改良の内容は、全グレード共通装備として安全・快適アイテムを大幅に充実させているのがポイント。フロント回りは、LEDヘッドライト(ブラックエクステンション付き)が全車標準装備されたほか、フロントガーニッシュ&アンダーガーニッシュのデザインが変更された。

 室内では、デジタルメーターをはじめ、インパネポケットやセンターポケット、インパネドリングホルダーやシート一式ヘッドレストなどが装着されている。

 安全装備では、デュアルセンサーブレーキサポートIIに加え、低速前進時ブレーキサポートやフロント/リアのパーキングセンサー、車線逸脱抑制機能を装備。

 さらに先行車や信号の切り替わりを知らせる発進お知らせ機能や、車両進入禁止・一時停止・赤信号に対応した標識認識機能、エマージェンシーストップシグナルも備える。ついに軽トラにも普通乗用車と同じ安全装備が装着される時代になったのだ。

 もちろん、キャリイ、スーパーキャリイにはMTも用意されている。前席後ろにちょっとした荷物も置けるし、リクライニングできるスーパーキャリイが最高だ。

今後スバルのMT車に期待! 素うどんのアフォータブルなMT車も出すと明言

ブルーのベールに包まれた3台のMT車
ブルーのベールに包まれた3台のMT車

 今後に期待したいのが、スバルのMT車攻勢だ。その第一弾ともいえるWRX STI SPORT♯は2026年4月9日に600台限定、610万5000円で発売されたが、5月17日までの申し込みの抽選販売となり、10倍を超える応募が集まるという人気ぶりだった。

 現行WRXをベースに、日本仕様で6速MTを初めて採用し、心臓部は2.4Lの水平対向4気筒直噴ターボの「FA24」。ご自慢のエンジンは、275ps/35.7kgmを発生。

 ピストンとコンロッドの重量公差に加え、クランクシャフトとフライホイール、クラッチカバーの回転バランス公差も低減したバランスドエンジン、バランスドクラッチカバー&フライホイールを採用。それにより、エンジンの心臓部にあるパーツで生じる重量のバラつきを極限までなくし、さらに回転するパーツのガタつきも徹底的に抑え、驚くほど滑らかに回るエンジンに仕上げた。

 もちろんスバルのMT車はこれだけじゃない。今後、スバルがどのようなMT車を出してくるのか、大きなTOPICSがあった。

 2026年6月6日、「スーパー耐久富士24時間レース」の会場でスバル取締役専務執行役員CTOである藤貫哲郎氏が2027年までに3台の新型マニュアルスポーツモデルを順次国内投入していくと発表したのだ。

 会場ではブルーのベールに包まれた3台の車両シルエットには、4ドアセダン。2ドアクーペ、5ドアハッチバックの3タイプであることがわかる。

 このMT車モデル開発を牽引するのは2026年4月に新設された「スポーツ車両企画室」。モータースポーツ部門と量産車開発部門の垣根を取り払い、双方のエンジニアが自由闊達に意見を交わしながら車両開発を行う部署だ。

■インプレッサ5ドアハッチバックのMT車

スバル パフォーマンスB-STIコンセプト
スバル パフォーマンスB-STIコンセプト

 まずハッチバックのMT車は、2025年のジャパンモビリティショーで公開されたインプレッサのハッチバックをベースにした「パフォーマンスB STIコンセプト」の市販版。手の届きやすい価格のベース車として、若い世代にも気軽にMT車の面白さが味わえるエントリースポーツとして長期ビジョンが示されている。

 かつてスバル車には素うどん的なMT車があった。価格も安いから初めて買うMT車としての役割もあった。それがいつしか、MT車がなくなってしまった。マツダがMT車を積極的に設定するのを羨ましそうに見ているスバリストも多くいたはずである。

■S4ベースのセダンにWRX STI用のTY85型6速MTを搭載

STI SPORT♯のコクピット
STI SPORT♯のコクピット

 WRX STIの復活を望んでいる人も多いのではないか。それは今後に期待ということで、現実的な話として、WRX S4に2027年までにカタログモデルとしてMTモデルが復活する見込みだ。

 搭載されるMTが肝である。なんとSTI SPORT♯に搭載されたTY75型ではなく、VA型WRX STIに採用された耐久性が高く信頼性のあるTY85型6速MTが搭載されることが明言されたのである。

■BRZ STIスポーツタイプRAのMT

2025年11月に発売されたBRZ STIスポーツタイプRA
2025年11月に発売されたBRZ STIスポーツタイプRA

 MTモデル3台目はBRZ STIスポーツタイプRAのMTである。高精度にバランス取りされたFA24型エンジンに加え、ブレンボ社製ブレーキ、ZF製ダンパー、STI製BBSホイールなどRA(レコードアテンプト=記録への挑戦)の名に相応しい軽量スポーツモデルだったが、新型MTモデルは、ターボ化はせず、さらに軽快に意のままに走りを愉しめるモデルとして開発。

 このほか、近々WRX STIが復活するのではないかと囁かれている……。まずはスバルの原点回帰ともいうべき、MT車の復活に期待して待っていよう。

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