■第7位 ルーチェロータリークーペ(1969年)
ベースとなったのは1967年の東京モーターショーに出展の「RX87」。生産モデルのルーチェにはなかった2ドアHTクーペで、独特のプロポーションを持つ。
■第8位 2代目コスモAP(1975年)
初代コスモスポーツの製造中止から3年後に復活したのがこのコスモAP。2代目ルーチェのモノコックのフロアパネルを共用化して誕生した。
■第9位 2代目サバンナRX-7(1985年)
日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパー採用のロータリークーペ。13Bターボは前期型の185ps/25.0kgmから後期型で205ps/27.5kgmに。
■第10位 オートザムAZ-1(1992年)
スズキのF6A型ターボを搭載した軽ミドシップスポーツ。軽唯一のガルウイングドアとグラスキャノピーデザインを採用しているのが特徴だ。
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■ルーチェロータリークーペの流麗なシルエット(松田秀士が選ぶ10台)
1位ルーチェロータリーのシルエットは国産車とは思えない(ベルトーネデザイン)流麗さでロータリーのFFモデルというのも個性的だ。2位コスモスポーツは定番。3位サバンナはサーキットでGT-Rの連勝を止めた歴史に残るモデル。ボク自身ドライブ(一般道)したことがあるが電気モーターのように天井知らずのロータリーエンジンのパワーでコントローラブルなFRだった。4位AZ-1はよくもこんなクルマを作ったものだと手放しで拍手。6位ユーノス800はミラーサイクルエンジン、スーパーチャージャー、4WSなどこの時代に先進性てんこ盛り。8位RX-8は観音開きのドアを持ち、今のところ最後のロータリーエンジン搭載の個性的モデル。10位CX-8はSUVとしての国内上級車だ。
1位…ルーチェロータリークーペ
2位…コスモスポーツ
3位…初代サバンナ
4位…AZ-1
5位…ファミリアプレストロータリークーペ
6位…ユーノス800
7位…現行ロードスター
8位…RX-8
9位…アンフィニRX-7
10位…CX-8
■マツダのロータリーには常に驚きと憧れがあった(片岡英明が選ぶ10台)
マツダ100年のなかで最も光る存在で、マツダのDNAとなっているのが世界初の2ローターロータリーエンジンを搭載したコスモスポーツ。サバンナRX-7、アンフィニRX-7、3ローターのユーノスコスモなど、マツダのロータリーには常に驚きと憧れがあり、デザインも個性的だった。ロータリーを語らずしてマツダを語ることはできないから多くを選んだ。
レシプロエンジンにも傑作が多い。その筆頭はNAロードスターだ。フルオープンのFRスポーツでハンドルを握るのが楽しい。新発想のSKYACTIV-Xや新世代ディーゼルを積むマツダ3も光る存在。そのご先祖のFFファミリアも日本の景色を変えた傑作。初代キャロルも画期的だった。読者目線の殿堂入りは暴れん坊AZ-1か!?
1位…コスモスポーツ
2位…初代ユーノスロードスター
3位…初代サバンナRX-7
4位…マツダ3
5位…5代目ファミリア
6位…アンフィニRX-7
7位…初代キャロル
8位…ユーノスコスモ
9位…ユーノス500
10位…ボンゴフレンディ
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