ドライビングスキル磨きも!!
NISMOでは、NISMOのロードカーや、フェアレディ Z・ GT-Rのオーナーを対象とした、有料のスポーツドライビングレッスンを定期的に行っている。
講師は、スーパーGT等に参戦しているNISMO契約レーシングドライバーが担当し、プロドライバー指導のもと、ドライビング技術を基礎からじっくりと学べる充実したプログラムだ。愛車のポテンシャルや特徴を感じながら、更なるドライビングスキルの向上を目指すことができる。
このドライビングレッスンでは、スキルにあわせて2つのステージ、4つのプログラムが用意されている。また、参加車両を同一車種、または同一駆動車種に限定したレッスンを行うスペシャルステージも行う予定だという。
スペシャルステージは、まず「NISSAN GT-R」 「フェアレディZ」 「NOTE e-Power NISMO(S) & LEAF NISMO」の3つのカテゴリから開始し、2020年以降はレギュラー化を目指す予定だという。
次回のNISMOドライビングアカデミーは、9月18、19日に鈴鹿サーキットにて開催となる。募集締切は9月7日と間近だ。先着順のため、本記事公開時に満席の場合はご容赦願いたいが、9月26、27日や11月にも予定されているため、そちらを狙ってみてほしい。
最新モデルはNISMO度100%!!
NISMOのロードカーの最新モデルが、2020年7月に発表となった20MY型のリーフNISMOだ。20MYでは、18MYで欲しいと感じていたところへ、新たな性能向上パーツを追加してくれた。
ひとつめは、新世代デザインとなるRECARO製のフロントシートがオプションで用意されたことだ。これまでのリーフNISMOには、標準車のフロントシートしかなく、ジュークNISMOやマーチNISMOにもついていたNISMO製のスポーツシートですら設定がなかった。
オプション価格は、前席シート2脚で税込37万2000円と安くはないが、このシートがあってこそ、リーフNISMOは生きると断言できる。
そしてふたつ目は、ステアリングをクイックに変更したことだ。具体的にはステアリングのギア比を18.3から14.7へ、約20%も操舵角を減らした(※最小回転半径は5.4mを維持)。この差は、ステアリングを切れば即座に気が付くほどの大きな違いだ。
さらには、フロントのバネ常数は14%、リアは25%、それぞれUPし、ダンパーの減衰力もバランスを取り直し、特にリアの伸び側減衰力を増加、さらに、リアのバンプラバーは、ウレタン製に変更したそう(ノーマルはゴム製)。
シフトポジションをDレンジからアクセル操作のレスポンスがさらに高まるBレンジに変更すると、いい意味でやんちゃな動きになることで、連続コーナーでは思わず笑みがこぼれるほど面白い。
エクステリアの変更がなかった点は残念だが、見えない部分へアイテムを投入してくるあたりは、NISMOらしいカスタマイズだ。
クルマへの入り口が広がる
ひとことに「クルマ好き」と言っても、運転が好きな人、クルマのビジュアルやデザインが好きな人、メカニズムが好きな人、カスタマイズが好きな人、モータースポーツを観るが好きな人、という感じで、その注目ポイントは人それぞれだ。
いまクルマに興味がないひとでも、イベントに行けば、それなりに楽しめるだろうし、そこで触れあった選手が出るレースを見れば、モータースポーツにハマるかも知れない。
NISMOに限ったことではないが、こうしたワークスチームは、クルマへの入り口を広げてくれる。ぜひお気に入りの自動車メーカー、レーシングチーム、ドライバーや監督、エンジニア、サポーターを見つけていただき、多くの方に「クルマのある生活」をもっと楽しんでほしい。クルマには、単なる移動手段ではない、多くの魅力が詰まっている。
少しでも興味がわいたのなら、この機会にぜひNISMOのホームページやSNSをチラ見してほしい。ここからあなたの豊かなカーライフが始まるかも知れない。
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