【Be-1、フィガロらが時代を魅了】みんな「パイクカー」が大好きだった

■今こそ、パイクカーを!

 すっかり下火となったパイクカーだが、今なおパイクカーを作りづづけているメーカーがある。それが10番目の国産自働車メーカーの光岡自動車だ。

 国産車をベースに専用の前後マスクと内装の装飾を施したオリジナルカーを作りづづけており、NC型ロードスターベースのヒミコ、カローラベースのリュウウギ、ティアナベースのガリュー、そして最大のヒットであるマーチベースのビュートがある。

光岡ヒミコ「乱」
光岡ヒミコ「乱」

 小規模メーカーだけに、かつての日産のパイクカーのような作り込みまでは叶わないが、その独自のスタイルと個性を支持するファンは一定数いて、同社のクルマ作りを支える原動力ともなっている。

 生産技術の進歩とデザインのトレンドにより、クールな表情のクルマが溢れるようになった今。

 長く過ごせる愛嬌たっぷりのパイクカーの恋しくなっている人も多いはず。流行りだけを追わない普遍的な価値のあるクルマが各社から送りだれることが期待される。

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