【GT-R、レクサス、NSX…】販売台数が少ないクルマの事情11選 2017年版

■ホンダ レジェンド2017年11月販売台数 18台

レジェンド
レジェンド

 高級サルーンが並ぶ「販売台数が少ないクルマランキング」上位陣。2015年2月にデビューした現行型レジェンドもこの台数。2018年2月にマイチェンを実施すると公表しており、買い控えが起こっている……にしてもこの台数はちょっと切ない。

 3.5Lの直噴V6エンジンにモーターを組み合わせたスポーツハイブリッド+SH-AWD&7速DCTと、メカニズムとしては非常にそそるものがあるだけに、きちんとプロモーションすればもっと売れていいと思うのですが……。

 このクラスのサルーンはメルセデスやBMW、アウディといったドイツ御三家と価格的にも車格(ブランド含む)的にも真っ向勝負となるだけに、ホンダにはもうちょっと頑張って売ってほしいなと願います。

■三菱 i-MiEV 2017年11月販売台数 20台

i-MiEV
i-MiEV

 日本初の量販電気自動車は日産リーフではなく三菱i-MiEVです(リチウムイオン二次電池を用いた世界初の量産型EV)。デビューは2009年6月で、毎年のようにコツコツ一部改良やマイチェンで進化してたりします(直近は2016年12月)。

 次期型の開発もスタートしており、2018〜2019年あたりに次期型へフルモデルチェンジ予定。そういうニュースが知れ渡っているからか、EVの認知度が上がっているにもかかわらずこの販売台数。

 ちなみに現在公式サイトには「12月1日以降のご注文につきましては、生産スケジュールの関係でグレードやボディカラーのご希望に添えない場合があります」と注釈が出ていますが、別に生産終了するわけではなく、2018年モデルに切り替わるだけだそうです。がんばれー!

■日産 シーマ 2017年11月販売台数 21台

シーマ
シーマ

 日産のフラッグシップサルーンがこのポジション。ぐぬぬ。現行型(5代目)は2012年4月。かつて社会現象を巻き起こした高級サルーンの代名詞でしたが、今は月販21台に。時代が変わった象徴的現象といえるのではないでしょうか。

 (くしくもホンダレジェンドと同じく)3.5LのV6エンジン+モーターを搭載するハイブリッド専用車であり、直近のマイチェンは2017年6月。安全装備を中心に改良を受けています。

 なお2012年7月より三菱自動車にディグニティ/プラウディアとしてOEM供給していましたが(その時はまさか資本提携するとは思っていませんでした)、それも2016年12月に終了しています。

■日産 GT-R 2017年11月販売台数 26台

GT-R
GT-R

 冒頭のホンダNSXと並び、「まあGT-Rならこの台数でも仕方ないかな」、「むしろ日本で売り続けてくれていることに感謝しないとな」という気分ではあります。

 しかも11月16日に「2018年モデル」を発表しており、上旬は買い控えが起こっていた可能性もあります(内容は「車両防盗システムの標準設定化」と「Apple CarPlay」対応という細かいもの)。

 しかし日産が発表しているGT-Rの年間販売計画台数は800台で、月で割ると66.6666..台なので、その1/3だと思うとやや切ない。

 世界最高のパフォーマンスを持っているものの、フェラーリ(2017年11月販売台数54台)やランボルギーニ(同33台)より売れていないとなると、うーん、日産さん、売ってくれているのはありがたいんですが、もうちょっと頑張りましょうよ……と思うのも事実。

次ページは : ■レクサスRC 2017年11月販売台数 43台

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!