土禁車 MT シートアレンジ…未来へ遺したい「クルマ無形文化財」23選

■運転好きならわかる! 軽トラ独特の走り

“鼻先”がない視界だけでも特有な感じだが、いかにも走りに直結する感覚のMT操作は独特。オフロードでの4WD性能はレンジローバーも敬意を払う!?(編集部)

軽トラはいいぞお!(写真はダイハツのハイゼットトラック)
軽トラはいいぞお!(写真はダイハツのハイゼットトラック)

■ホンダ1990年代タイプRの刺激的エンジンフィール

 量産車ながら、職人が手がけたタイプR用エンジンはまさに日本が誇るべき宝。今のVTECターボとは異なる刺激と魅力にあふれていた。現存車を守るべし!(大音)

ホンダ シビック タイプR(1997年)
ホンダ シビック タイプR(1997年)

■国産ミニバンの多彩なシートアレンジ

 クルマ好きからすると、「なにチマチマやってんだ」みたいな部分もあったけど、やっぱりスゲエ! 特にシエンタの3列目シートの床下収納は芸術! まさに文化財だ!(清水)

ミニバンのシートアレンジは日本の宝
ミニバンのシートアレンジは日本の宝

■ロータリーエンジン(RE)、電動モーターのような滑らかフィール

 REの天井知らずの滑らかな回転フィールは、マツダが育んだもの。RE復活の声が聞こえるが、ぜひ発電用だけでなく、今こそ駆動用として復活させてほしい。(大音)

マツダのロータリーエンジン
マツダのロータリーエンジン

■世界最小の軽スポーツを作り続けるメーカーの姿勢

 商売としては割に合わないS660を本気で開発し、送り出した姿勢こそ、まさにホンダイズム。常にホンダらしさを追い求める姿勢こそ無形文化財。(大音)

ホンダ S660
ホンダ S660

■軽スーパーハイトワゴンの車内を広く! という開発者の執念

 軽の規格内に収めているわけだが、新型誕生のたびに「これでもか」と広くなる車内。開発者の執念の塊。その執念こそが無形文化財だ。(編集部)

N-BOXの荷室。205×255×265mmのダンボールが44個入る。ちなみにN-VANは45個(2018年8月の記事より)
N-BOXの荷室。205×255×265mmのダンボールが44個入る。ちなみにN-VANは45個(2018年8月の記事より)

■レジ袋フックの利用方法

 あんなにどこでも手に入っていたレジ袋が、突如として貴重品になり、クルマのレジ袋フックが存続のピンチに! でも、あきらめてはいけません。日本には世界に誇る「100円均一ショップ」がある! 100円ショップでS字フックとお好みのエコバッグを買い揃えれば、せっかくのレジ袋フックが有効活用できる! ああ無形文化財。(清水)

レジ袋フック。まさにこれぞ「無形文化財」
レジ袋フック。まさにこれぞ「無形文化財」

■地上80cm(?)、ランボルギーニからの低すぎる視界

 運転席から「見た感覚」もぜひ無形文化財に。それにふさわしいのが全高1165mmのランボルギーニウラカン。低すぎる視界は貴重だ。(編集部)

ウラカンEVO
ウラカンEVO

■公用車が批判の的。センチュリーの乗り心地と匠の技

 降って湧いたような、トヨタ センチュリーへの集中砲火。そりゃまぁ、トンチンカンな知事の反応にはクルマ好きも激怒だけど、センチュリーに罪はない! 罪どころかあの乗り心地は地上最高! ロールスロイスファントムより上!「そんな高級車、税金で買うな」って、ご意見はごもっともですが。(清水)

トヨタ センチュリー
トヨタ センチュリー

■オープンカーで感じる風と光

 オープンカーの魅力はなにもカッコだけではない。四季で移り変わる風や光、景色の変化を全身で感じられることも。環境意識が高まる今こそ、オープンカーで地球を感じてみたい。あ、上で登場したどこかの県知事は乗らなくていいです。(大音)

レクサスLCコンバーチブル
レクサスLCコンバーチブル

■土足禁止車

 21世紀からこっち、さすがに見ないよね……。見ないだけに発見したら、抱きついてキスしたい。そして「あなたは無形文化財です!」と表彰したい。その肝っ玉の小さな愛車へのかぎりない愛というか防衛意識、本当に貴重になりました。(清水)

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