N-BOX、ヤリス…2020年売れたクルマの推せる&注意すべきトコロ 6選

■ホンダ フィット(2020年 登録車 第3位/155万7600~253万6600円)

デビュー:2020年2月/全長3995×全幅1695×全高1515mm、ホイールベース2530mm、1180kg、1.5L直4+モーター、98ps/13.0kgm、109ps/25.8kgm(モーター)、WLTCモード28.8km/L(e:HEVホーム)
デビュー:2020年2月/全長3995×全幅1695×全高1515mm、ホイールベース2530mm、1180kg、1.5L直4+モーター、98ps/13.0kgm、109ps/25.8kgm(モーター)、WLTCモード28.8km/L(e:HEVホーム)

●推せるトコロ…乗るととにかく本当に「心地よい」ことはフィットの大きな魅力だ。斜め前方のピラーを細くしたことで視界がよく、死角が少ないので運転しやすいのもいい。また質感も高く、乗り心地も快適で、室内空間も広くて使いやすい。カメラ主体のホンダセンシングの制御もなかなかのもの。

●注意すべき点…これといってなくて、しいて挙げると乗り心地に若干の硬さを感じることぐらい。あとは期待したほど燃費がよくなくて、宿敵にだいぶ水をあけられていることと、せっかく液晶にしたディスプレイが、基本的な情報が大きく表示されるのみで、もう少し有効に活用できそうな気がすることあたりか。

●人気グレード
1)e:HEV HOME
2)HOME
3)BASIC

●値引き21万円 ※まずまずの値引き状況

■ホンダ N-BOX(2020年 軽 第1位・142万8900~223万3000円)

デビュー:2017年8月/全長3395×全幅1475×全高1790mm、ホイールベース2520mm、890kg、0.66L直3、58ps/6.6kgm、WLTCモード21.2km/L(Gホンダセンシング)
デビュー:2017年8月/全長3395×全幅1475×全高1790mm、ホイールベース2520mm、890kg、0.66L直3、58ps/6.6kgm、WLTCモード21.2km/L(Gホンダセンシング)

●推せるトコロ…JNCAPの衝突安全性能評価で軽初の5つ★を達成したのは快挙。電動ウエストゲートを持つターボにVTECの付く自然吸気といずれのエンジンもさすがはホンダ。後席は跳ね上げ可能で、軽では無理とされた前後ウォークスルーができる助手席スーパースライドシートの設定も強み。

●注意すべき点…発売当時は軽スーパーハイトワゴンとしてこれ以上はない感じだったが、現時点ではACCも約30km/h以下では作動しないことが挙げられる。電動パーキングブレーキの設定もない。あとは価格に割高感があるとか、カスタムは初代に比べてメッキが減ってオラオラ感が薄れたとか……(笑)。

●人気グレード
1)G・L Honda SENSING
2)カスタムG・L Honda SENSING
3)カスタムG・L ターボ Honda SENSING

●値引き12万円 ※値引き引き締め傾向

■スズキ スペーシア(2020年 軽 第2位・129万8000~164万7800円)

デビュー:2017年12月/全長3395×全幅1475×全高1785mm、ホイールベース2460mm、890kg、0.66L直3、52ps/6.1kgm、2.6ps/4.1kgm(モーター)、WLTCモード22.1km/L(カスタム ハイブリッドXS)
デビュー:2017年12月/全長3395×全幅1475×全高1785mm、ホイールベース2460mm、890kg、0.66L直3、52ps/6.1kgm、2.6ps/4.1kgm(モーター)、WLTCモード22.1km/L(カスタム ハイブリッドXS)

●推せるトコロ…後発のタントをしのいで大健闘。いかにも広そうだと感じさせる外見のとおり、クラス最大の室内高を誇り、低い荷室フロアと間口の工夫により大きな自転車の積み降ろしもラク。助手席も前倒しができて長尺物も積める。クラス最軽量の車体とマイルドハイブリッド化による軽快な加速も強み。

●注意すべき点…見劣りしていた先進運転支援装備が8月に強化されたばかりで、あまり欠点らしい欠点もないが、しいて挙げるとややライバルに対して硬さを感じる乗り心地か。また、EV走行できると聞いて興味を持つ人もいるだろうが、最大で10秒間、クリープ走行に限ることを念押ししておきたい。

●人気グレード
1)HYBRID X
2)カスタムHYBRID XS
3)HYBRID G

●値引き16万円 ※値引き拡大傾向

次ページは : ■ダイハツ タント(2020年 軽 第3位・124万3000~200万2000円)

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