■デザインひとつでクルマは変わる トヨタ WiLL Vi(1000年)
異業種合同プロジェクト「WiLLシリーズ」の第1弾。初代ヴィッツ1.3モデルをベースに「カボチャの馬車」と呼ばれるクセ者的ボディをかぶせた。
■ステップワゴンがデートカーに変身 ホンダ SM-X(1996年)
走り屋を卒業した若者にターゲットを絞ったスタイリッシュワゴン。ベースはステップワゴンで、アメリカンムードを醸し出した。前席ベンチシート仕様やローダウン仕様もあった。
■1990年代レトロカーブームの落とし穴 スバル インプレッサカサブランカ(1999年)
1990年代後半のレトロカーブームは多くのクルマを惑わせた。硬派なインプレッサもこのとおり。素晴らしく自由!
■リーフの10年前に売っていた日産初EV 日産 ハイパーミニ(2000年)
リーフ誕生の10年前に完成していたマイクロEV。今あれば人気の出そうなクルマだが、約350台の生産で終了。
■ガソリン49万円、HV129万円の衝撃 スズキ ツイン(2003年)
2735mmの短いボディの2シーターシティコミューターで、49万円の安さが光った。トランクに鉛バッテリーを満載したハイブリッドもなかなかのクセ者で、こちらの価格は129万円もした。当然、売れず無念の敗退……。
■路面電車をイメージした小型ミニバン ホンダ モビリオ(2001年)
欧州の路面電車をモチーフにした斬新なデザインの3列シート小型ミニバン。スタイルが斬新すぎたかヒットしなかったが、後継車のフリードは人気車に。コンセプトはよかったのだ。
【番外コラム】平成最初のクルマと最後のクルマ
平成になって初めて登場した新車は、1989年1月15日登場の日産パオ。
最後は2019年3月28日の日産現行デイズ。その後、4月17日にはGT-Rの20年モデルが発売になっているが、純粋な新型車とは言えないので割愛。なお、昭和の最後は1989年1月1日発表の日産エスカルゴだった。
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