■現行モデルは販売終了 次期型を開発中か!?
初代モデルのスタイリングは高揚感のあるものではなく、ほぼ素のシビック。いい意味で機能美を感じさせる味付けだったが、歴代モデルで徐々にエアロパーツの激しさが増し、現行型は某社の某エボリューションモデル的な仕上がりとなった。
これを支持しない人もいると聞くが、ひとつ強調しておきたいのは、これは優れた技術と想像力から生み出されたデザインだと言うこと。装着されているのは徹底的に研究された最新鋭のエアロパーツである。
デザインに関しては、いろいろストーリーめいたものがあるにせよ、いまも多くのカーマニアがシビックタイプRに対していい印象を抱いていることは、はっきり感じ取れる。
タイプR専用のボディカラー「チャンピオンシップホワイト」を設定し、赤いバッジ(エンブレム)や赤いシートを装備する、つまり日の丸カラーを背負う『日本を代表するスポーツモデル』であることを意識せざるを得ないのだ。
ただ、2021年2月現在、ホンダの公式ホームページにはシビックタイプR販売終了の旨が記されている。同車には、何度も生還する不死鳥のような雰囲気さえ漂っているが、次期型も当然、開発中だと当サイトでは予想している。
ただしそれは、ツインモーターを備えた4WDモデルだという。であれば、ガソリンエンジン+FFで世界最速を実現した、この奇跡とも言える存在はさらに貴重になる。
■現行型タイプRがとうとうトミカに登場!!
代わりのクルマを見出すのは難しいところだが、実はこの2月にシビックタイプRのトミカ「No.40 ホンダ シビック TYPE R」が発売された。
設定カラーは、初回特別仕様はイエローで、通常仕様はホワイト。昨年登場してすぐに完売してしまったリミテッドエディションにおける、サンライトイエローとチャンピオンシップホワイトと同様の組み合わせだ。もちろんどちらも、(ミニマムサイズにも関わらず)エンブレムはしっかり赤い。
冒頭でも触れたとおり、いつしかメーカーの枠を超えた存在になっていたシビックタイプR。ホンダファンならずとも、街中やサーキットを疾駆するその姿に心を揺さぶられ、興奮させられてきた。
見ているだけで、いつだって純粋無垢な小僧に戻れるこのクルマを、デスクにでも飾り、その素晴らしい走りを心の中で楽しめる幸福を味わおうではないか。
■同時発売のモデルも見逃せない!!
ちなみに、このトミカ 「No.40 ホンダ シビック TYPE R」と同時に発売となるのが、トミカ「No.52 マツダ CX-5 河川パトロールカー」だ。
さまざまな「はたらくクルマ」をリリースしてきたトミカだが、今回もその実現度は高レベル。ボディカラーはオレンジで、フロントドアには「国土交通省」の印字も見られる。ある意味、シビックタイプRよりレアな(!)同車のオーナーになるチャンスだ。
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タカラトミーでは、超劇レアなオリジナルトミカが当たるキャンペーンもあるようだ。
日産GT-RのGT3仕様はなかなか魅力的。欲しいぞ!
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