【ジューク、アクセラ、ジェイド…】販売台数は少ないけど応援したい国産車たち

●日産・ジューク 2018年4月月販台数 230台

日産 ジューク(現行型2010年6月発売)
日産 ジューク(現行型2010年6月発売)

ジュークのデザインは革新的だ。なにしろ「目」が上下に2組あるのだ! 誰もが「あれ、どっちがヘッドライト?」と戸惑う。ついジュークのスタイルを見入ってしまう。するとあら不思議、このユニークなデザインに魅入られてしまう。この絶妙な違和感の虜になってしまうのだ!

そのようにしてジュークは、グローバルで大ヒット商品になりました。

昨年登場した新型シトロエンC3は、明らかにジュークのシトロエン版! アウディQ2も、ジュークのアウディ版と見て間違いあるまい。ジュークは世界のコンパクトSUV界のベンチマークとなった!

え? 日本で売れてない? それはまぁ、このカッコ、日本人にはちょっとエグすぎるから。でも世界に影響を与えたジュークを、私は日本人として誇りに思います!

●三菱・i-MiEV 2018年4月月販台数 2台

三菱 i-MiEV(現行型2010年4月個人向け販売開始)
三菱 i-MiEV(現行型2010年4月個人向け販売開始)

三菱iが登場した時、私はそのあまりのスタイリッシュさに失神しそうになった。

これはカッコよすぎる! まるで月面車か宇宙船じゃないか! これなら宇宙人が降りてきても自然な感じ! どんだけ未来的なんですか!? スゲエ!

このデザインは、エンジンをリヤに置いたRRレイアウトだから可能になったこと。わざわざRRにした三菱に大拍手! 開発費もかかったことでしょう。涙が出るヨ!

が、iの売れ行きは出足から不調でした。「こんなカッコいいクルマ、田舎じゃ乗れない」とか、「こんな目立つデザインじゃラブホに入れない」と言われました。軽はカッコ良すぎたらダメだったのですね。

それでも、いやだからこそ、iに対する尊敬の念は強まる。ナイスファイト! 敗者にこそ真の美しさがあるぜ!

そんな尊敬の念が届いたのか、三菱はいまだにiを存続させている。EVのi-MiEVのみになり、最近は歩行者保護法規対応のために全長を伸ばし、軽自動車から普通車に移行させてまで生き残らせた。販売台数を見ると植物状態だが、それでもiは生きている! まだ死んでない! その事実に涙が出る。

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