数ある働くクルマの中でも極めて特殊な存在と呼べるのが霊柩車。その昔は、お寺の仏壇のような派手な装飾を施した宮型の霊柩車が一般的で、霊柩車を見かけたら「親指を隠せ」なんて言われたもの。
しかし、現代においては洋風な霊柩車が全盛で、すれ違っても気づかないか、そもそも街中で遭遇する機会が減っているような感覚もある。今回、現役バリバリの宮型霊柩車を撮影する機会を得た。日本独自に発展した宮型霊柩車のディテールをチェックし、人生最期に乗るクルマについて考えてみたい。
文、写真/青山義明
【画像ギャラリー】永久保存版!! これが宮型霊柩車のディテールだ(3枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方