ダサいオヤジから脱却! ちょいワルおやじになれる推し車6選

極悪燃費もちょぃワルの証!? すべてがアウトローなユーノス・コスモ

ダサいオヤジから脱却! ちょいワルおやじになれる超旬カー6選
一時は絶版となっていたユーノス・コスモだったが、1990年に復活。コスモスポーツの血糖を受け継ぐフラッグシップモデルとして期待を一身に受けたものの、1996年に生産終了となってしまった

 遡ること32年前に規格外の一台が発売された。その名はユーノス・コスモ。ユーノス・コスモの最たる特長は史上最高のロータリー車を目指して開発された20B型3ローターエンジンで、シーケンシャルツインターボとの組み合わせは280psの最高出力を発生。ロータリーエンジンならではの回転の滑らかさはその当時、V12エンジンに匹敵すると高い評価も与えられた。

 その分、燃費性能はと言うと……10・15モードで6.4km/リッターと文字どおり極悪だったものの、それすらもかすむほど3ローターエンジンは強烈なインパクトを残した。

 また、実はエンジン以外にも見どころが満載だったユーノス・コスモ。豊かな気分に浸れる上質なラグジュアリー空間を目指したインテリアはその好例で、オーストリア製の最高級品を使用した本革シートやフランス産の楡材をミラノで仕立てた天然杢のウッドパネルを採用。

 世界初のGPS搭載カーナビゲーションシステムやエアコン&オーディオがステアリングパッドで操作できるパームネットスイッチも搭載されるなど先例のない3ローターエンジンを搭載した高級クーペは、今なお語り継がれる個性が際立つ一台だった。

 カスタムベースとして人気が高かったこともあり、現在の中古市場においてはノーマル車両を探すのが至難の業、平均価格も250~300万円と高値安定で手が出しづらい状況にある。

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