オヤジ週刊誌風に言うなら「今、キャンピングカーが熱い!」という状況になっている我がニッポン。かく言う筆者も、ちょっとしたキャンピングカーが1台欲しいと思っている。
がしかし。いざ何百万円も出して買ったはいいが、買った後になって「やっぱり自分にキャンピングカーは向いてませんでした」ということにでもなったら身の破滅である。
それゆえ、できれば事前に「お試し」をしてみたいものだ。また都内住みであるため、「で、置き場所はどうするの?」という切実な問題もある。
しかしそういったモロモロの問題を完全解決してくれそうなのが、昨今増加中の「キャンピングカーのレンタル業者」だ。
レンタルキャンピングカーにはどんな車種があるのか? 料金はいくらなのか? さらには、貸す側のレンタルキャンピングカー会社に、借りる際の注意点や、いままであったトラブルはどんなものがあるのか、聞いてみた。
文/伊達軍曹
写真/JAPAN ROAD TRIP JAPAN C.R.C.
■コロナ禍のなか、レンタルキャンピングカーは盛況中?
調べてみると、昨今のアウトドアブームを背景とした「レンタルキャンパーのお店」というのはけっこうある模様。
そういった業者でキャンピングカーをとりあえず借りて2~3日使ってみれば、最近の若い恋人同士が「お試し同棲」をするかのごとく、自分とキャンピングカーとの“相性”を的確に診断することができる。
また「相性良し!」となった場合でも、置き場所がないという理由から「買うのではなく、今後もずっとレンタルで済ます」という選択だって可能になる。
■キャブコン(トラックベースのキャンピングカー)を借りた場合の料金
「ううむ、いいことだらけじゃないか!」と確信した自分は、まずはレンタルキャンパーを借りる場合の料金相場を調べてみた。
すると、業者によってもちろん差はあるものの、おおむねの相場はだいたい下記のニュアンスであることがわかった。
【平日】
・最初の24時間:2万2000~2万7000円
・追加1日ごと:2万~2万7000円
【週末(金土日・祝)】
・最初の24時間:2万7000円~3万2000円
・追加1日ごと:2万3000~3万2000円
【ハイシーズン】
・最初の24時間:3万5000~4万円
・追加1日ごと:3万~4万円
【超ハイシーズン】
・最初の24時間:4万5000~5万5000円
・追加1日ごと:4万~5万5000円
※いずれも税別
平日の料金は「おっ、意外と手頃じゃん?」という感じだが、週末になるとさすがにちょいと高くなり、ハイシーズン(大型連休の前後)は「うおお……」という料金になって、超ハイシーズン(ゴールデンウイークやお盆のど真ん中)になると「うおお!」というプライスに変わるようだ。なるほど。
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