あと一息だったのにざんねん! ヒットを逃したクルマたち 3選

■「背の高さ」ではなく「デザイン」で勝負したがあえなく撃沈

部分交換も可能な3分割のフロント&リアバンパーを採用した
部分交換も可能な3分割のフロント&リアバンパーを採用した

 すでにトールワゴンスタイルが全盛となっていた1990年代末の軽自動車界に、背の高さではなく「デザイン性」を武器に殴り込んだものの、残念ながら討ち死にしたモデル。それがダイハツ ネイキッドです。

 そのデザインはネイキッド(NAKED=全裸という意味の英語)という車名が表すとおり、「むき出しの素材感」が最大の特徴です。バンパーとフロントグリルはあえて外側から丸見えのボルトで止められており、なおかつ簡単に取り外すこともできます。これにより、ぶつけてしまったときの交換作業が容易になると同時に、ディーラーオプションで設定されていた別種のボディパネルに替えることもできました。

 素晴らしくしゃれたデザインだったネイキッドですが、多くの人はネイキッドに対して「背が低いな……。これなら同じダイハツのムーヴのほうが(背が高いから)何かと使いやすいし、おトクだよな」という感情を抱いた模様。1代限りで終わってしまいました。

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