【現行車の車名当てクイズ】このクルマの名前、わかりますか? Vol.68

【現行車の車名当てクイズ】このクルマの名前、わかりますか? Vol.68

 もし街で見かけて「あのクルマの名前は?」と誰かかから聞かれた際に、クルマ好きならささっと答えたいところ。でも、一部だけ見ると「あれ…、このクルマ、なんて名前だったっけ…??」となること、ありませんか。本企画では、一部の写真から車名を当てるクイズをお届けします(クイズ公開時点での現行販売車のみ)。「知ってる!」という方は、このクルマの思い出や知識とともにSNSで正解を呟くと、このクルマの思い出や知識がひとつ増えることになります。

文/ベストカーWeb編集部
難易度…★☆☆☆☆

【現行車の「顔」の一部だけチャレンジギャラリー】画像の一部で車名が分かる?

■このクルマの車名は……?

正解…トヨタ・センチュリー
間違えやすい車名…なし

※1970年代のデザイン言語でいう高級車を、現代視点で再解釈したようなデザインだ。

 センチュリーは1967年、トヨタの創始者である佐吉氏生誕100周年を記念して発売された。現行型発売は2018年6月。なんとまだ3代目である。

 本車の特徴は、通常の工業製品の枠を超えて工芸品の域に入ったとしかいいようのない存在。ということだろう。

 トビラ絵の真ん中にある鳳凰のエンブレムは手彫り。フロントグリル奥には七宝紋様を配し前後2重構造とするといった手間がかけられている。

 ボディショルダーラインに走るキャラクターラインは平安時代の「几帳面」という面処理技法を採用。端正なデザインを際立たせている。(形容詞である「几帳面」の語源と言われている)

 動力性能はレクサス・LSと同様のV8 5.0Lハイブリッド。静かさだけでなく381馬力の高出力を両立する。

 まさにトヨタの妥協なき1台。それがセンチュリーだ。

 最近、公用車として本車が選択されたコトを批判する報道を耳にする。が、筆者としては高いからとやみくもに安く変更するのではなく、工芸品の文化維持的な観点で保有してほしいなと個人的に思う。

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