2月3日から幕張メッセで開催されている「ジャパンキャンピングカーショー2023」に行ってきた。会場で特に目立っていた注目車を紹介していきたい。ここでは、初公開となったVWタイプIIを思わせるレトロなミニバン、「リトリート ミニチキ」を速攻解説!
文/写真:ベストカーWeb編集部
■会場でひと際目立っていたミニチキ! これ欲しい~!
ダイレクトカーズさんのブースで見つけた、その名も「リトリート(隠れ家)ミニチキ」。このミニチキは人気YouTuberのチキチキバンバンさんとダイレクトカーズさんのコラボ作品となる。
ベースはハイゼットバンかと思いきや、ハイゼットトラックで、荷台部分にシェルをつけたもの。
なんとも可愛い、レトロな丸目2灯のフロントマスクについて、ダイレクトカーズさんの説明員に聞いてみると「モチーフにしたクルマはないんですが、VWタイプIIのT1、T2キャンパーのイメージに近いかもしれませんね」とおっしゃっていましたが、2代目フォードエコノラインやシェビーバン、ダッジA100など1960~1970年代に作られたアメ車のフルサイズバンにも似てますね。
間近で見ても完成度が高く、実によくできている。写真で見ると、大きく見えるがもしれないが、実車を見るとかなり小さい。ボディサイズは全長3410×全幅1480×全高1720mm。
リアドアは観音開きで、2つの窓はアクリル製のスモークレンズになっており、開閉することもでき、網戸もついているので車中泊には嬉しい機能。
そしてポップアップルーフもついているので、立って背伸びをしたり、着替えをすることもできる。
■インテリアは可愛すぎる!
人気YouTuberチキチキバンバンの2人組、ちもさん、まりこさんが内装のデザインを担当。1~2人乗りでキャンプの相棒として使うことを想定し、運転席と後ろが行き来できるウォークスルーやシンク、たくさんの収納スペースをリクエスト。
そして、チキチキバンバンさんの一番のこだわりは、無垢の一枚板のサイドボードの天板。後方の天板にはシンクが付くほか、その下には10Lの給排水タンクがあり、冷蔵庫も収納されている。
ボディサイド下には外部電源があり、鉛サブバッテリー×3、300Wインバーターのほか、室内にはUSBソケット×2、コンセント×3、シガーソケット×1が取り付けられているので、車中泊もバッチリ。
レトロな可愛いフロントマスクにホワイトのウッドパネル、1970年代風の吊り下げ式ミラー、無垢の一枚板のテーブルが特徴の「リトリート ミニチキ」。価格は498万円。オプションはアルミホイール&タイヤセットが13万9000円。
このミニチキ、DIY系女子が考えただけあって、可愛くてオシャレ。このなかで女子会やるなんていいっすね~。
■ジャパンキャンピングカーショー2023
●会場:幕張メッセ 展示ホール1~5
●開催日時:2023年2月3(金)~6日(月)
コメント
コメントの使い方うぃねべーごまん
軽自動車枠から全長が1cmはみ出しているように思うのは……気のせい?