燃費悪くたっていいじゃない!! もうすぐ乗れなくなる極悪燃費の名車たちと最新低燃費車

■極悪燃費車2位:ランドクルーザー300 WLTCモード燃費:7.9km/L

2021年8月2日に発売が開始されたランドクルーザー300。納期は4年以上といわれている
2021年8月2日に発売が開始されたランドクルーザー300。納期は4年以上といわれている


●WLTCモード燃費:7.9km/L
●市街地モード:5.3km/L
●郊外モード:8.2km/L
●高速道路モード:9.6km/L
●エンジン:3.5L、V6ツインターボ =415ps/66.3kgm

 納期4年といわれる、いまや日本で一番買えないクルマが2位となった。極悪燃費車2位は、3.5Lガソリンツインターボを搭載したグレード。ベーシックなGXとAXのWLTCモード燃費は8.0km/Lだが、売れ筋のZX、GRスポーツ、VXは7.9km/Lになる。プレミアムガソリンを使うので燃料代は一層高い。

 先代型のV型8気筒4.6LのWLTCモード燃費は6.7~6.9km/Lだったので、燃費数値はあまり向上していない。その代わり3.5Lツインターボになって最高出力は先代型の318psから415psに、最大トルクも46.9kgmから66.3kgmに向上した。

 ちなみに3.3Lディーゼルエンジン搭載車(309ps/71.4kgm)は9.7km/L。

※今回はWLTCモード燃費8.0km/LのレクサスLX600はランドクルーザー300の兄弟車なので割愛させていただいた。

■極悪燃費車2位:NV350キャラバン スーパーロング 4WD:WLTCモード燃費/7.9km/L

WLTC燃費7.9km/Lのキャラバン バン EX(4WD・ガソリン)スーパーロングボディ/標準幅/ハイルーフ/低床/6人乗り/4ドア/7AT
WLTC燃費7.9km/Lのキャラバン バン EX(4WD・ガソリン)スーパーロングボディ/標準幅/ハイルーフ/低床/6人乗り/4ドア/7AT


●WLTCモード燃費:7.9km/L
●市街地モード:6.2km/L
●郊外モード:8.2km/L
●高速道路モード:8.8km/L
●エンジン:2.5L、直4ガソリン=147ps/21.7kgm

 ランクル300と同じ燃費7.9km/Lで2位となったのはNV350キャラバン4WD。バンのDX、EXのスーパーロングの4WDモデルが7.9km/Lで、2WDだと8.5km/L、これがワゴンだと8.3~8.5km/L。2.4Lディーゼル(132ps/37.7kgm)になると11.3km/Lまで伸びる。

 ちなみにハイエースの2.7Lのガソリン車(160ps/24.8kgm)4WDは、ロング、スーパーロング、バン、ワゴンともに8.1km/Lとなる。いずれにしても4WDは2WDに比べ一気に燃費が落ちる。

■極悪燃費車4位:レクサスLCコンバーチブル:WLTCモード燃費8.0km/L

477psの5L、V8を積んでいるし、こんなにスタイルがいいから燃費が悪くたっていいじゃないか!
477psの5L、V8を積んでいるし、こんなにスタイルがいいから燃費が悪くたっていいじゃないか!


●WLTCモード燃費:8.0km/L
●市街地モード:4.7km/L
●郊外モード:8.5km/L
●高速道路モード:10.9km/L
●エンジン:5L、V8ガソリン=477ps/55.1kgm

 レクサスLC500のコンバーチブルモデルとして2020年6月に発売された、レクサスのフラッグシップ、LC500のコンバーチブルモデルだ。

 トヨタの新社長となる佐藤恒治氏がチーフエンジニアを務めたことでも知られる。やはりなんといっても、これまでのレクサスの殻を破った大胆なスタイリングと、ソフトトップの完成されたスタイリングがほかにはない魅力。

 LC500コンバーチブルは、V型8気筒5Lエンジンを搭載して、WLTCモード燃費は8.0km/Lだ。クローズドボディのクーペは8.4km/Lだが、コンバーチブルでは燃料消費量が増える。

 V型8気筒5Lエンジンの最高出力は477馬力、最大トルクは55.1kgm。5000rpmを超えたあたりから7000rpm付近までダイナミックに吹き上がるV8エンジンのフィールが素晴らしい。

 ソフトトップを降ろした状態では、V8サウンドが心地よく聞こえて、LCならではのパワフルで爽快な走りを満喫できる。

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