たった2kmに数十件も!?　日本で唯一の浜松ディーラー通りにクルマ屋さんは何件ある？

　静岡県西部に位置する政令指定都市、浜松市。浜松駅からそう遠くない中心部に「自動車街通り（通称、浜松ディーラー通り）」と呼ばれる国道があるのだった。現地に行ってみると、右も左もディーラーだらけ!! 一体何件のディーラーが軒を連ねているのか、現地でカウントしてみた。

文、写真／奥野大志（Team G）

■その区間約2km!! 40年以上前からディーラー通りと呼ばれていた

　浜松ディーラー通りは国道1号磐田バイパスから分岐し、浜松市内に向かう国道152号につけられた名前。正確な起点と終点はわかりませんが、薬師東交差点付近から、宮竹交差点付近までの2km弱の区間を呼ぶものと思われます。

　いつから自動車街と呼ばれるようになったのかも不明ですが、かつてこの近辺のディーラーに勤めていた関係者によると、物心ついた頃から自動車街と呼ばれていたそうで、最低でも40年以上は経っているのではということです。

■お膝元なのにスズキだけじゃない!! 21個もディーラーが!!

　今回、国道1号の薬師東交差点から浜松市内に向かって152号の右側を歩き、Uカーを含むディーラー拠点をカウントしました。あくまで目視によるカウントなので、参考レベルとご理解ください。

　まず薬師東交差点の目の前にはマセラッティがあり、これが東端のディーラー。先に進むと反対車線にマツダ、さらに右側に三菱と続きます。

　篠ケ瀬交差点を過ぎると反対車線にメルセデスベンツの新車とUカー、続いて右側にトヨタ、さらにその奥に日産、ルノー、スズキが見えます。この時点で通りの約半分を通過しており、現在のカウントは９社。

　スズキの反対車線にはプジョーとシトロエンの店舗があり、さらに進んでいくと、よりディーラーが密集しているエリアへ。

　反対車線に日産、右側にマツダと続き、反対車線にホンダ、右側にもホンダ、さらに反対車線にスズキ、右側にトヨタ、さらに和田西交差点の右側に日産、反対側にはスバルがあり、ここまでで10社。

　その後、国道152号は宮竹交差点で左にそれますが、交差点手前の右側にはトヨタ、交差点の目の前にもトヨタがあり、合計21社。わずか2km弱の道路にこれだけのディーラーがあるのだから壮観です。

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