■都会派SUVだけど四角いボディでカッコいい初代テラノ
パジェロやハイラックスサーフとともに、クロカンヨンクブームの一役を担ったのが日産テラノ。基本デザインはSUVの本場カリフォルニアの「ニッサン・デザインセンター・インターナショナル(NDI)」で行い、独創的なフォルムとディテールを手に入れた。
1986年8月に発売された初代テラノは、D21型ダットサントラックをベースとするSUV。登場時は2ドアモデルのみがラインナップ。本場カリフォルニアで当時人気だった「2ドアのSUV」という基本形状を採用し、各部をフラッシュサーフェス化したうえで、サイドの中央にはユニークな三角窓を設置した。
そして1989年10月には4ドアモデルを追加し、1993年1月のマイナーチェンジではオーバーフェンダーを装着したワイドボディも設定。
都会派SUVで、これまで紹介してきたレトロ&モダンの四角いSUVとは一線を画すが、今見てもカッコいい。
残念ながら2代目では丸くなり、実質後継者のエクストレイルでは再び四角いボディとなったが、現行モデルには受け継がれていないのが寂しいところ。このスタイル、現代に復活してほしい!
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コメント
コメントの使い方歴代パジェロの中で一番四角くてゴツいのは何と言っても初代。パジェロはFMCの度に四角いバターが溶けるように角が取れて丸くなっていった印象がある。パジェロエボは“溶けかけ”(笑)の2代目の派生車種だった。
今振り返って見ると、初代パジェロもなかなか味のある外観だと思う。もしパジェロが復活するようなことがあれば、初代のイメージを感じるようなものになってくれたらいいと思う。