■いよいよ内装の製作に着手!
ところで、すでに貼られた内装材は、なんか高級な印象の床とか壁だけど、予算は大丈夫なのか?
この黒っぽいフローリングは以前手がけた住宅で使ったモノなのだが、ウッドショックで材料が手に入りにくい時に、オーナーが余分に頼んで余った物を貰った材料。しかもこれは捨て張り、仕上げじゃない。
壁の材料なんかも、新築未入居でリフォームの時、取り外した材料も多数あるそうだ。リユースだから材料代はゼロ。だけど高級素材と聞くと、これを下地材にしてしまうのは、ちょっともったいない気がする。
■断熱材と床の下地を貼ったら、次はシャワールームだ
犬と一緒に旅していたから、なかなかホテルや旅館には泊まれないので車中泊していたのだが、そうすると最低でも1日おきに、お風呂を探す旅になってしまう。
温泉目当てにキャンピングカーで旅している人は、それでもいいんだろうけど、近くに入浴施設がないと何十kmもそのために移動、往復しなくちゃいけないから、シャワーはマスト。
このシャワールームにも、独自の工夫が盛り込まれている。それはトイレ! シャワールームに簡易トイレを置いて使うのはよくある方法だけれど、今回は一味違う。シャワールームの壁にハッチを設けて、使う時には引き出せるようにしているのだ。
トイレはあくまで非常用。これも介護用のラップ式を採用して、機能部だけを取り出してフレームを制作しているので、同じ構造のキャンピングカー用よりずっと安く作れた。
■シャワーなど水回りには、水を貯めるタンクやポンプが必要だ
水のポンプと、水量を検知する水量計はニュージャパンヨットが販売しているJABSCOのウルトラマックスHPを利用させてもらった。ここは社名の通り、ヨットを製作する老舗で、キャンピングカーも製作しているから、部品の選択も間違いないので安心して使える。
こんな感じで着々と製作は進む。次回はさらに内装の作り込みが進んだ様子をお届けしよう!
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