“FOOD Feelings BASE”をコンセプトに、2023年4月リニューアルオープンした、丸ビル地下1階の「マルチカ」。魅力的な新規出店20店舗から“弁当”に習いを絞って、BCの姉妹メディア『おとなの週末』が激推しする3軒をご紹介します。
撮影/鵜澤昭彦、取材/市村幸妙
■「大根の味噌漬け」「とっておきのつなまよ」「さけいくら」@『GINZA 十石(じゅっこく)』
大粒で甘みのある米「新之助」で作るおむすびで人気は「つなまよ」。「由比缶詰所」(静岡県)の特選品ビンチョウマグロの缶詰が使われ、きめ細やかな舌触りとやさしい味から上質さが伝わる。
「大根」は、混ぜ込まれた味噌漬け大根の深いコクとぽりぽり食感がマッチ。「さけいくら」は塩味控えめな鮭の旨みを濃厚ないくらが引き立てる。
■ばぁちゃんの作る本気の出汁巻きたまごサンド(からし入り)@『ダイワTOKYO』
『ダイワスーパー』(愛知県)で50年に渡り愛される人気の出汁巻きたまごを使ったたまごサンド。東京で食べられるのはここだけだ。ふわふわの食パンに挟まれるのは、ほんのり甘い出汁巻きたまご。
厚みがあるのに口の中でほどけるほど繊細だ。カラシマヨが絶妙なアクセント。カラシなしや手軽なひと切れ(440円)サイズも
■餅いなり(4個入)@『いなり寿司 相模屋』
1869年創業のあぶらあげ卸売専門店による名物メニュー。キリリと甘辛く炊かれ、ツユが滴るほどジューシーなおいなりさんの中身は、柔らかなお餅。
そのままでももちろん美味だが、自宅で食べるなら1個につき500w30秒ほどレンジアップを。まるで出来立てのようにお餅が伸びる。他にも魅力的なラインナップのテイクアウトメニューが揃っている。
■使い方はさまざま!注目のニュースポット
「丸の内ビルディング」通称・丸ビル地下1階のフードゾーン「マルチカ」は、お弁当やお寿司、ベーカリーなどの食事類だけでなく、スープやサラダ、スイーツなどの多彩な専門店が揃う。
どのお店も魅力的だが、今回ご紹介したのは、実食して素直に感動した逸品たち。新幹線のお供はもちろん、人に差し上げてもいいと感じた3品だ。
ゾーン中央あたりには座れる場所があり、テイクアウトのみの商品がその場でいただける。なお、「マルチカ」にはイートイン可能な店舗もある。
例えば『相模屋』は平日14時以降(土・日・祝は終日)、店舗に併設されているイートインスペースが開放される。丸ノ内線から新幹線へ乗り込む前に、使い勝手抜群な「マルチカ」。ぜひご堪能あれ。
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