凄く上手かった…ユージのスピンターン!
―あぶない刑事といえば、レパードなど登場するクルマやカーアクションなども魅力のひとつです。シーンなど思い出も含めて教えていただけますか
柴田/運転するのは(タカとユージでは)僕だけでした。レパード、凄くカッコいいクルマなんですけど、チャーミングな印象でした。(カーアクションについて)もちろんスタントの方にお任せした部分もあるんですが、ほとんどは自分でやらせていただきました。ワンカットでスピンしてユージがクルマから降りてくるというシーンではスタントの方に「サイドブレーキをここで引くんだよ」とか、教えていただいたり。
舘/恭サマ、スピンターン上手かったね。凄く上手かった。
柴田/(にこっ)
舘/僕(タカ)はスーパースターになっちゃいけない、どこかできない部分を作ろうということで、クルマの免許がないという事になって。バイクだけを運転することになりました。アクションについては……僕はやっぱり(映画一作目の)トラックだなぁ。バイクからトラックに飛び乗るシーンが一発勝負だったね。できるかできないか分からないものだったから、このシーンは撮影の一番最後に撮りました。
―舘さんは他の刑事ドラマでも運転されていますが、「あぶ刑事」でクルマを運転したいな、ということは思わなかったですか?また、バイクは今もプライベートで乗られることはありますか?
舘/ないですね。僕はバイクがあったから(笑)。プライベートでは最近はバイクに乗ることはなくて、今回の撮影で「さらば」以来に乗りました。
―久しぶりでもあのアクションをできるのは凄いです
柴田/だから、元・暴走族だって言ってるでしょ!(笑)
一同/(笑)
―「あぶ刑事」好きな読者の方もとても多いかと思います!「ベストカー」を読んでいる皆さんに一言いただけますでしょうか
柴田/(凛々しく)カッコいい運転は…安全運転!
舘/オートバイの安全運転は…手放し運転!(笑)
柴田/オートバイに乗ってショットガンを撃たないように!(笑)
一同/(笑)
プロフィール
舘ひろし(たち・ひろし)
1950年3月31日生まれ、愛知県名古屋市出身。ロックバンド「クールス」のボーカルとしてデビュー後、1976年に映画「暴力教室」で俳優としてデビュー。「西部警察」、「あぶない刑事」、「新宿鮫」シリーズに出演。ドラマ「パパとムスメの7日間」では娘と人格が入れ替わる川原恭一郎役、2024年1月に公開の映画「ゴールデンカムイ」では土方歳三役を熱演する。
柴田恭兵(しばた・きょうへい)
1951年8月18日生まれ、静岡県出身。舞台「十月は黄昏の国」でデビュー。1977年にドラマ「大都会PARTⅡ」でドラマ初出演。1986年「あぶない刑事」の大下勇次(ユージ)役以外にも「はみだし刑事」シリーズの高見兵吾役、NHK大河ドラマ「武田信玄」の上杉謙信役、NHKドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」では辞書の監修者・松本朋佑役を演じるなど多数の出演作で幅広い役を務める。
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